CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)とは

CCPA(California Consumer Privacy Act)は、2020年1月に施行されたカリフォルニア州の住民票を持つ人を対象とした個人データを保護するための法律である。対象事業者は、カリフォルニア州民の個人情報を取り扱い、かつ以下3つの要件のいずれかに該当する場合に適用される。

・年間の総収入が2,500万米ドル以上である。
・5万件以上の消費者、世帯又はデバイスの個人情報を年間で購入、受信、販売している。
・消費者の個人情報販売から年間収入の50%以上を得ている。

個人情報の定義は特定の個人もしくは、その世帯を識別及び関連付けることができる情報とされており、世帯情報も個人情報と定義されている点が特徴として挙げられる。
GDPRと同様にCookie、IPアドレス、閲覧履歴等も個人データとして扱われる。個人情報の第三者提供について、消費者はオプトアウトする権利を有しており、消費者から停止要求があった場合は対応しなくてはいけない。
ただし、13歳未満の子供に関しては、親もしくは保護者によるオプトイン形式での対応が必要になる。

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