個人情報保護法とは

個人情報保護法(正式名称「個人情報の保護に関する法律」)とは、個人の権利・利益の保護と個人情報の有用性とのバランスを図るため、個人情報を取り扱う事業者及び行政機関等の遵守すべき義務等を定めた法律である。

個人情報保護法は、情報化の急速な進展により、個人の権利利益の侵害の危険性が高まったこと、国際的な法制定の動向等を受けて、平成15年5月に公布され、平成17年4月に全面施行された。

その後、自身の個人情報に対する意識の高まり、技術革新を踏まえた保護と利活用のバランス、越境データの流通増大に伴う新たなリスクへの対応等の観点から、令和2年6月に改正個人情報保護法が公布され、令和5年4月に全面施行された。

この改正法において、仮名加工情報及び個人関連情報の新設や、個人データ化が想定される個人関連情報の第三者提供においての同意取得の義務化など、デジタルマーケティングにおいて考慮すべき事項が新たに多く設置されている。

出典:
個人情報保護委員会「個人情報保護法等」
個人情報保護委員会「令和2年 改正個人情報保護法について」

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