データビジネスで新規事業を切り開く方法とは?Hakuhodo DY ONEのデータビジネスアライアンス

 2020.08.07  株式会社Hakuhodo DY ONE

Hakuhodo DY ONEでは、クライアント企業のソリューション開発支援も行っております。
今回はHakuhodo DY ONEがパートナー企業と推進する「データビジネス」について紹介します。

そもそも「データビジネス」とは何を意味するのでしょうか。
「データビジネス」とは、自社の顧客分析などによる既存サービスの売り上げ向上を目的としたデータ活用ではなく、データを起点に新たなマネタイズ機会を創出することを意味します。

意外と使える自社データ

Hakuhodo DY ONEでは、広告主や媒体社へDMPをはじめとする様々なマーケティングソリューションを提供し、多くのクライアントを支援してきました。

支援する中でどんなデータがあればデータビジネスを展開できるかという質問を受けることが多くなっています。この記事を読まれている方にとっても、気になるところなのではないでしょうか。

端的にこの質問に答えるなら、あらゆるデータをデータビジネスに活用することが可能、と答えることができます。

個人情報はその扱いに注意が必要ですが、それ以外にもアプリやWebページの閲覧履歴はもちろん、IoT端末から取得できるログ情報や機器情報、購買データ、位置情報など様々なデータがビジネス活用されています。

 

データを使ったビジネス・新規事業

では、実際にデータビジネスはどういった分野で行われるのでしょうか。
データ活用の領域は4つにわけることができます。

DB開発ブログ_1

まず思いつくのは既存ビジネスの売り上げ向上を目的としたデータ活用でしょう。

その中からまずは、マーケティング活用領域についてです。この領域では、DMPやCDPといったデータ基盤を構築し、データがたまってくるとMAツールデータを活用することやターゲティング広告でのデータ活用などが考えられます。

Hakuhodo DY ONEが提供するサービス「AudienceOne Connect®」によって、ターゲティング広告の配信やレポートでのデータ活用など様々な活用方法を提案しています。


次に考えられるのが、分析領域です。

BIツールなどを使って自社データだけでなく他社データと掛け合わせた分析することで自社の顧客をより深く理解することができたり、次の打ち手を検討したりすることが可能になります。

Hakuhodo DY ONEが提供するサービス「AudienceOne Discovery®」によってデータ提供することで、貴社データのリッチ化・分析を支援しています。

他のデータの使い方としてデータを活用した新たなマネタイズ機会を創出することも挙げられます。

まず、データサービス開発領域についてです。

顧客分析以外に自社の保有データを使ってできることを模索しながらデータを活用した商品やサービスを開発し、マネタイズ機会を創っていくことが可能となります。

Hakuhodo DY ONEでは、自社データの解析やパートナー企業のデータと連携した解析のノウハウを生かした、データサービスの開発に取り組んできました。


最後はデータ販売領域についてです。

データ販売とは、自社の保有するログデータやアクセス履歴、統計データなどを他社に販売することを意味します。

Hakuhodo DY ONEが提供しているAudienceOne®はデータ流通プラットフォームとしての役割も担っており、パートナーのデータをセグメント化し、売買することを可能にしています。

 

データビジネスアライアンスとは?

Hakuhodo DY ONE「データビジネスアライアンス」をつうじてデータ収集・蓄積からデータを活用した新規事業の立ち上げまでを一気通貫でサポートすることで、パートナー企業の新たなデータマネタイズ機会の創出をサポートしてきました。

データビジネス_2-1-1


マネタイズ機会創出のサポートの方法は大きく3つのパターンに整理することができます。

 

DB開発ブログ_3

「パートナーデータリッチ化」
は、Hakuhodo DY ONEが保有するオンライン行動データをパートナーが保有するデータに付与することでパートナーのデータをリッチ化し、さらにHakuhodo DY ONEの解析技術を活用した具体的な分析支援を行う取り組みです。

この取り組みをつうじて、パートナー企業内に蓄積されたデータがどんなことに使えそうかを検討します。

分析した結果はより粒度の細かい顧客分析といったマーケティング目的に活用できるほか、新サービス開発に活用することも可能です。

データビジネス_4-1

※この取り組みでは貴社データをAudienceOne®に取り込む必要があります。

「データエクスチェンジ」は、セグメント化したパートナーデータをAudienceOne®上で販売し、他社の広告配信や顧客分析に活用してもらうことで、マネタイズ機会を創出する取り組みです。短期間でデータのマネタイズ機会を創出することが可能となります。


「新規データサービス開発」は、新規でデータを活用したサービス開発を支援する長期的な取り組みとなります。貴社の保有するデータにHakuhodo DY ONEのもつデータや解析ノウハウを加えることで、貴社のデータを活用した事業開発を支援します。

この取り組みでは、スコアリングモデルの構築やエリアマーケティングでの活用など広告領域に限らない様々な領域でのサービス開発を行い、新たなマネタイズ機会を創出することが可能となります。

DB開発ブログ_5

 

おわりに

Hakuhodo DY ONEではデータパートナーを募集しており、データを活用した新たなビジネス創出を進めています。

自社のデータに需要があるのか、どんな取り組みができそうなのか、具体的な取り組み事例を知りたい、などございましたら、是非お問い合わせください。

関連ページ

この記事の執筆者

株式会社Hakuhodo DY ONE

アドテクノロジーやデジタルマーケティングに関する情報を提供します。

アドテクノロジーやデジタルマーケティングに関する情報を提...

RELATED ARTICLES関連記事


データビジネスアライアンスお問い合わせ
この記事が気に入ったらいいねしよう!