テレビCMとデジタル広告を同時に出稿調整・予算配分が可能に|LiftOne®の新機能についてご紹介

 2024.10.30  株式会社Hakuhodo DY ONE

プレスリリースでも発信させていただきましたが、このたびHakuhodo DY ONEは、テレビCMとデジタル広告の効果を可視化する統合モニタリングソリューション「LiftOne® powered by AaaS(以下 LiftOne®)」おいて、広告効果を「リーチ」および「フリークエンシー」の同一指標で可視化し、デジタル広告とテレビCMの統合運用を実現する新機能の提供を開始しました。

本記事では、「そもそもLiftOne®とは」から、今回の機能拡充に至った背景、また新規に提供を開始したこの「リーチ&フリークエンシー評価機能」の詳細についてご紹介します。

LiftOne®とは

LiftOne®は、テレビCMとデジタル広告の実績データを管理・分析する、モニタリングソリューションです。

Hakuhodo DY ONEはこれまで「YieldOne®」や「WISE Ads」を通じ、テレビの見逃し配信サービスに代表されるマスメディア由来のデジタル広告販売・買い付けや、テレビ視聴データを活用した
広告ソリューション開発に取り組んできており、また、2021年4月よりデジタル広告とマス広告の統合プランニングを実行する組織を新設し、デジタルとマスを横断したプランニング、バイイング、モニタリングをおこなえる万全な体制のもと、企業へサービス提供しています。

これらの実績ノウハウを活かし、皆様の抱えているテレビCMとデジタル広告の統合マーケティングの課題を解決するソリューションとして開発したのが「LiftOne® powered by AaaS(※)」(リフトワン パワード バイ アース)です。なお、開発は博報堂DYメディアパートナーズのAaaSチームが監修を行い、実運用はHakuhodo DY ONEで完結して行っていくという体制を組んでいます。


※:広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaSAdvertising as a Service)」について
広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル。詳しくは下記URLをご参照ください。
https://www.hakuhodody-media.co.jp/aaas/

LiftOne powered by AaaS  デジテレ統合モニタリングソリューションのご紹介資料のダウンロードへ

 

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新機能の提供背景

「LiftOne®」はテレビCMの広告効果を可視化するツールとして2021年に提供を開始しました。
その後のアップデートにて、テレビCMとデジタル広告の効果を同一指標でモニタリング・可視化する機能を有し、"デジテレ統合モニタリングソリューション"として、施策の振り返りや次回施策のプランニングに活用されています

一方で、テレビCMとデジタル広告のPDCAを一緒に回していく“デジテレ統合運用”が一般化されてきた中、テレビCMとデジタル広告を同時に出稿調整・予算配分できる統合運用のニーズが高まっています。

そうした背景から、このたび「LiftOne®」の新機能として広告到達率の「リーチ」と広告接触回数の「フリークエンシー」を追加し、テレビCMでは届かなかった認知について、その後のデジタル広告で補完できる新たな機能を提供することとなりました。

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主な特長と分析イメージ

リーチ&フリークエンシー評価機能」の主な特長と分析イメージについてご紹介します。


主な特徴

◆テレビCMとデジタル広告の出稿調整

テレビCMとジタル広告の統一指標としてリーチとフリークエンシーを可視化します。これにより、テレビCM放映後、目標となるリーチやフリークエンシーに届いていない場合、目標との差分をLiftOne®ダッシュボードで確認しながら、デジタル広告でリーチやフリークエンシーを補うよう予算配分する運用フローを確立することが可能です。

◆リーチとフリークエンシーの詳細分析

リーチとフリークエンシーについて、メディアパターン(テレビCM単体・デジタル広告単体・デジテレ統合)、キャンペーン、ターゲット(性年代)、媒体ごとといった詳細レベルまで確認できます。これにより、リーチとフリークエンシーのどこに課題があるかを分析でき、細かな予算配分の調節のための示唆出しが可能です。

 

分析イメージ

①:メディアパターンごとのリーチ効率モニタリング(テレビCM単体・デジタル広告単体・デジテレ統合)

LiftOne-RF-01

②:メディアパターン×ターゲットごとのモニタリング

LiftOne-RF-02
ターゲットが想定リーチに届いていない場合、
メディアパターン×ターゲットごとにリーチとフリークエンシーを見ることで、どのメディアが不達なのか、フリークエンシー不足か、ターゲティングが適正なのかといった、出稿調整すべきポイントを探ることができます。

 

③:デジタル広告の媒体ごとのモニタリング

LiftOne-RF-03

デジタル広告でリーチが不調だった場合、具体的にどの媒体で調整すべきかが分析が可能です。

 

まとめ

今回はLiftOne®の新機能「リーチ&フリークエンシー評価機能」についてご紹介しました。テレビCMとデジタル広告を同時に出稿調整・予算配分したいと考えられている場合には、ぜひ本機能をご活用いただければ幸いです。 

なお導入に際しては、テレビCMとデジタル広告のメディアプランニングやレポーティングに精通した当社のプランナーが、データ作成からレポーティング・コンサルティングまでワンストップで対応し、企業のメディア統合運用を支援します。また「LiftOne®」をベースとしたダッシュボードのカスタマイズ開発も行っています。企業や広告会社のニーズにあわせて柔軟に設計・開発することが可能で、テレビCMの効果最大化に特化したプランニング/バイイング/分析・コンサルティングサービスについても引き続き提供します。


今回ご紹介した内容についてご興味を持っていただいた方はぜひ弊社担当営業、もしくはこちらよりお問い合わせください。

この記事の執筆者

株式会社Hakuhodo DY ONE

アドテクノロジーやデジタルマーケティングに関する情報を提供します。

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