AudienceOne®でデータ分析するには ーレポートの使い方やプランニングを詳しく解説!ー

 2022.10.24  森冨 未桜

弊社は国内最大級のデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)であるAudienceOne®の提供を行なっています。

本ブログでは、AudienceOne®を既に導入済みの方や管理画面で何が見れるか知りたい方に向けてAudienceOne®︎の管理画面で閲覧可能なレポート、そしてプランニング機能の活用方法についてご紹介いたします。

AudienceOne®によるデータ分析について

AudienceOne®では、サイトページにAudienceOne®のタグを設置すると、そのページを訪問したユーザーに対してデモグラや興味関心データを割り当て、レポーティングすることができます。
これによりサイト訪問者の特性を可視化し、この結果をもとにターゲット戦略の再考等に活用することができます。
今回はその「AudienceOne®のレポート機能」についてご紹介いたします。

AudienceOne®のレポート項目について

AudienceOne®のレポート画面は、分析する切り口によって複数あります。
また、これらの分析結果はCSVで出力することも可能です。

サマリーレポート

“日別UU(ユニークユーザー)数”や“URL別のUU数”、“流入キーワード別のUU数”等を確認できます。
リファラやPV数を確認することもでき、カスタムで期間設定や、デバイスごとに確認することも可能になっています。

さま1

さま2


デモグラ/ユーザー環境レポート

“年齢/性別” や ”年収”、”職業” などのライフスタイルデータや、ECでの“購買志向”、郵便番号単位での“居住地”や“勤務地”、ユーザー環境として“キャリア”や“ブラウザ”、“OS”の項目がプリセットされています。
項目ごとに属性が判定できたUU数を表示しています。

ライフスタイル

ゆざ


サイコグラフィックレポート

3rdパーティ上でのWEB行動をもとに判定された約1,400個の興味関心カテゴリ毎に、UU数とアフィニティレベルを表示します。アフィニティレベルとは、レポートの対象範囲のユーザーがAudienceOne®全体と比較し、興味関心度が高ければ1.0以上、低ければ1.0以下と数値化し、ユーザーの興味関心度の度合いを把握することができます。

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AudienceOne®のプランニング画面の活用方法をご紹介

次にプランニング機能の活用方法をご紹介いたします。

AudienceOne®ではユーザーご自身でデータをプランニングしていただくことが可能です。
AudienceOne®にプリセットされたデモグラフィックデータやサイコグラフィックデータ、パートナー企業が保有するデータや郵便番号の活用など様々なデータからプランニングができます。

キーワードを入力してAudienceOne®データを探す

AudienceOne®が保有するデータエクスチェンジセグメント・興味関心データ・デモグラフィックデータ・ユーザー環境データ」の中からキーワード入力でデータを検索できる機能です。主に下記4つの操作が可能です。

  • 各データの検索およびUU数の確認
  • データエクスチェンジセグメントの連携
  • 興味関心データ、デモグラフィックデータ、ユーザー環境データを条件としたセグメント作成
  • 検索キーワードを利用したキーワード拡張モデルの新規登録

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郵便番号からターゲットを探す

本機能では、4つの方法で郵便番号の抽出が可能です。その郵便番号が居住地、もしくは勤務地であると推定されるユーザーをセグメント化することが可能です。

商圏検索

指定地点からの半径距離や移動時間を指定することで、その商圏に該当する郵便番号を抽出することが可能です。

多角形描画

特定の商圏を線形で描画・指定することで、その商圏に該当する郵便番号を抽出することが可能です。

路線検索

特定の路線・駅からの半径距離や移動時間を指定することで、その商圏に該当する郵便番号を抽出することが可能です。3路線まで同時選択が可能となります。

リスト入力

既に対象としたい郵便番号リストを保有している場合は、リスト入力することでセグメント化することが可能です。

指し2

作成済みのデータを比較分析する

本機能では、AudienceOne®が保有するウェブ/アプリのデータや、作成したURLカテゴリ・イベントといったデータを比較し、分析することが可能です。

比較したいデータを複数選択すると、興味関心・性別/年齢・未既婚・子供有無・世帯年収・職業・職種のレポートが表示されます。「比較元」と「比較先」のデータでどのような差異がみられるのか、それぞれの項目で可視化・分析をすることができます。

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比較分析には2種類のアウトプットがあります。


リフト分析

比較元データを基準値 "1.0" として、比較先データとの差異をアフィニティレベルでレポート表示します。実数値ではなくアフィニティレベルで表示するため、「オウンドサイト全体の訪問者」と「特定ページのみの訪問者」など、UU数に乖離があるデータを比較する際の利用を推奨しています。

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ボリューム分析

比較元データと比較先データとの差異を、実数値(UU数)でレポート表示します。アフィニティレベルではなく実数値で表示するため、「キャンペーンサイト」と「タイアップページ」など、UU数や条件が類似しているデータを比較する際の利用を推奨しています。

さしご

まとめ

サイトの訪問者データを把握するためにAudienceOne®のレポート機能を利用するとたくさんのデータを可視化できます。

また、AudienceOne®では多種多様なプランニング手法をご用意しているためプランニングからレポート分析まで一気通貫した広告配信が実現可能です。

サイトコンテンツの検討材料として、そして広告配信の際のターゲット案の検討材料として、ぜひAudienceOne®のレポートをご活用ください。

この記事の執筆者

森冨 未桜

2022年にDACへ入社。AudienceOne®︎のセールスを担当し、AudienceOne®︎の保有データを用いた広告活用提案や、ポストクッキーソリューションの活用推進などを幅広く対応している。

2022年にDACへ入社。AudienceOne®︎のセ...

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