プレスリリースでも発信させていただきましたが、この度弊社DACでは、デジタルメディアとマスメディアを横断した「デジテレ統合マーケティング」の推進を目的として、デジタル広告とテレビ広告の実績データを管理・分析する、統合モニタリングソリューション「LiftOne powered by AaaS」(※)を開発しました。まず、テレビ広告効果の可視化に特化した機能を先行して提供開始します。
本記事では、「LiftOne powered by AaaS」のプロダクト概要や、機能のデモンストレーション動画をご案内します。
※広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS(Advertising as a Service)」について
広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル<商標登録出願中>
https://www.hakuhodody-media.co.jp/aaas/
提供開始の背景
これまで、弊社ではデジタル/テレビの統合マーケティングを推進してまいりました。様々な企業の皆様とお取り組みをする中で、最もニーズが多かったのは、広告効果可視化のモニタリングツールでした。そこで弊社では、テレビ発注の有無に関わらず、デジタル/テレビ横断で広告効果を統合管理・分析できる環境を整備し提供できる体制を構築致しました。
この「LiftOne powered by AaaS」は、皆様の抱えているデジテレ統合マーケティングの課題を解決するソリューションとして、DACのオリジナルソリューションであるOneシリーズの仲間に新たに加わりました。なお、開発は博報堂DYメディアパートナーズのAaaSチームが監修を行い、実運用は、DACで完結しておこなっていくという体制を組んでいます。
テレビモニタリング機能の紹介とデモンストレーション動画
テレビモニタリング機能の紹介
LiftOneは、テレビCMとデジタル広告のキャンペーン進捗とレスポンス効率を可視化する統合メディアダッシュボードです。今回は、先行してテレビCMのモニタリングに特化した機能をリリースしており、その他の機能は順次、公開を予定しています。
導入企業側の開発は一切不要のため、導入ハードルが低く、アカウント開設申込のみで利用を開始することができます。
ここでは、テレビモニタリング機能を6つご紹介します。
①キャンペーンサマリー
キャンペーン全体の進捗を管理する機能です。テレビCMの投下金額や投下GRP等の出稿状況や、目標数値の進捗を確認するページです。エリアや期間ごとにKPIの推移を把握し、予算配分を調整することができます。
②放送局別LIFTサマリー
放送局ごとのレスポンスを確認し、放送局の選局を最適化できる機能です。エリアごとに各放送局のLIFT効率を確認することができるため、たとえば同エリア内で効果の高い放送局に予算を再配分するといったことができます。
③曜日時間帯別ヒートマップレポート
放送局ごとに曜日・時間帯ごとにKPIの貢献度を確認し、スポットのリプランニングに活用できる機能です。ヒートマップでの可視化により、効果の高い時間帯が非常にわかりやすく確認できるため、次回キャンペーン時の絵柄の変更の検討がしやすくなっています。
④素材別LIFT効率
CM素材別のKPIへの貢献度を細かく把握できる機能です。ターゲットに最適な素材を特定して差し替える等の運用に生かすことができます。
⑤番組別LIFT効率
番組ジャンルや個別番組単位で貢献度を比較し、詳細粒度でプランを最適化する機能です。効果の高かった番組を把握することで、次回出稿時に放送局と交渉しながら、プランの最適化をしていくことができます。
⑥GRP×回帰分析
投下GRPとLIFT数をマッピングした相関をグラフで確認できる機能です。
テレビモニタリング機能のデモンストレーション
ご利用のイメージを掴みやすくするため、LiftOneのテレビモニタリング機能を紹介するデモンストレーション動画を用意しました。是非ご覧ください。
※この動画は、音声付きです。ご注意ください。
まとめ
「LiftOne powered by AaaS」のテレビモニタリング機能をご利用いただくことで、テレビCM出稿時のプランを最適化し、運用していくことが可能です。
ご興味をお持ちいただけましたら、弊社営業担当またはお問い合わせよりご相談、もしくは下記より資料をダウンロードいただけますと幸いです。