LINE公式アカウントを運用するうえでもっとも重要なのが、発信した情報を受け取ってくれる“友だち”と呼ばれるユーザーの存在。
メッセージを多く届けすぎても、少なすぎてもブロックされる可能性があり、友だちを増やす施策を考えると言っても「どうやったら友だちを増やすことができるのだろう?」と悩まれている方が多いのではないでしょうか。
そんな課題を解決する方法のひとつとして、LINEが提供している「友だち追加広告(CPF)」という広告メニューがあることをご存じですか?友だち追加広告(CPF)は、単に友だち数を集めるだけではなく、セグメントなどを工夫すると、それ以外の効果も期待できるおすすめのメニューです。
今回は、友だち追加広告を利用した友だち追加施策のメリットと、実際に運用しているLINE公式アカウントの成功事例を踏まえてご紹介します。まだ友だち追加広告を利用したことがない方は、是非参考にしてみてください。
※本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。
そもそもLINEの友だち追加広告(CPF)とは?
友だち追加広告とは、前述のとおりLINEが提供している広告メニューのことで、Cost Per Friendsの頭文字から「CPF広告」とも呼ばれています。LINEのトーク画面やLINE NEWSなどLINEのアプリ内に友だち追加を促すための広告を掲載することができる広告メニューです。LINEユーザー数の多さ以外にもターゲティング機能などの活用により効率的な集客ができる等、さまざまな特長があります。
友だち追加広告(CPF)のメリット
友だち追加広告(CPF)のメリットは、少額から実施することができ、質の高い友だちを集められることです。
例えば、プロモーションスタンプといった友だち集客施策では、「どうしても費用が高くて手が出せない」「インセンティブ目当てで友だち追加後にブロックされてしまう可能性があるから質があまり良くないのでは?」と疑問を感じている方も多くいるかと思います。スタンプや他の集客施策では数百万円以上の費用が必要なものが多いですが、友だち追加広告であれば、少額から出稿することが可能です。また、セグメントを用いて、企業・商材のターゲットとなるユーザーに絞って広告を掲載することができるため、アカウントに関心のある質の高いユーザー獲得が可能です。
このユーザーごとにセグメントを分けて広告配信した事例を事項でご紹介します。
友だち追加広告(CPF)活用事例
トーチライト社が運用しているアカウントで、友だち追加広告・スタンプ・自然流入(検索・LINE公式アカウントリスト・Webサイトなど外部流入)と流入経路別に分けて配信し、実際の開封数やクリック数など一覧化して分析してみました。
すると、友だち追加広告は自然流入経路と同等かそれ以上に開封率とクリック率が高い結果となりました。
この結果から友だち追加広告(CPF)で獲得したユーザーは、友だち追加広告をきっかけにLINE公式アカウントに興味・関心を持ち、自らの意志で友だち追加したため、メッセージの反応率が良かったと考えられます。
また、友だち追加をした直後はメッセージ配信の反応が高いという実績もあるので、LINE公式アカウント管理画面で設定できるオーディエンス機能やステップ配信を活用し、より興味・関心の高いユーザーに対して積極的にメッセージを送ってみるのも良いかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、友だち追加広告(CPF)を活用するメリットを事例を交えてお伝えしました。
お金をかけず地道に友だちを増やすことももちろん大切ですが、友だち追加広告(CPF)を施策のひとつとして利用すると、興味・関心があるユーザーからの反応が得られる可能性が高く、更に効率的にLINE公式アカウントを運用することができるのでお勧めです。
DACではMessaging API対応ソリューション「DialogOne®」のほか、トーチライト社と連携し、企業のLINE公式アカウント運用を支援する「SNS運用コンサルティングサービス」を提供しています。LINE公式アカウント活用においてお困りごとがございましたら、ぜひご相談ください。
※本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。