企業のマーケティング施策として活用されている「LINE公式アカウント」。
オンライン・オフラインに関わらず店舗への来店数を増やすためにLINE公式アカウントを運用している企業が多いのではないでしょうか?
そこで、今回はLINE公式アカウントのクーポン機能をご紹介します。LINE公式アカウントを活用した集客施策や販促施策を検討されている方に、読んでいただきたい内容です。
ユーザーが友だちを紹介することでクーポンを獲得し、お得な特典を利用できる機能「友だち紹介クーポン」については以下の記事でご紹介しております。ぜひご覧ください!
➢【LINE公式アカウントの新機能】友だち紹介クーポンの使用方法を解説!
※本記事はトーチライト運営の「TeLAS」の記事を一部編集のうえ、転載する形で掲載しています。
LINE公式アカウントで配布できるクーポンとは?
皆さんはLINE公式アカウントでクーポンを配布できることをご存じでしたか?
LINE公式アカウントのクーポン機能では、友だち追加してくれたユーザーに対して、来店時に利用できるデジタルクーポンを作成して配布することができます。
ユーザーは来店時にクーポンが表示された画面を提示することで、クーポンに記載されたサービスを受けることができます。クーポンの内容はアカウントによってさまざまですが、「◯円引き」「◯%オフ」などの割引や商品プレゼントなどが多く見受けられます。
クーポンを配布するメリット
LINE公式アカウントでクーポンを活用するとさまざまなメリットがあります。
①店舗への送客につながる
クーポンはユーザーの購買行動を促進します。
ある商品に興味を持っているものの購入まで踏み出せない時、クーポンで通常よりもお得に買い物ができることを知れば“特別感”を感じることができますよね。そんな「お得に買い物がしたい!」というユーザー心理がクーポンによって刺激され、店舗への来店・購買につながるのです。
また下記のデータから、クーポン目当てでサービスや店舗を利用したことのある人が多いこともわかります。※出典:LINE公式アカウント「クーポン」の効果的な使い方とは?|LINEヤフー for Business
②ユーザーとの関係構築
LINE公式アカウントを友だち追加してくれたユーザーにずっと友だち登録し続けてもらえる訳ではありません。受け取った情報が自身に関係ない・興味のないものだと判断すれば、ブロックされてしまう可能性があります。
しかし、定期的にクーポンを配布することでユーザーはメッセージを受け取るメリットを感じられます。ブロック率を下げるだけではなく、定期的にクーポンを配布することでユーザーの店舗送客・購入を継続的に促進することができます。
③友だち追加を促す
クーポンは友だち追加のインセンティブとしても効果的です。
2023年1月にリリースされたクーポンの機能「クーポンQRコード」を活用することで、友だち追加しているユーザーだけではなく、まだ友だち追加していないユーザーにもクーポンをシェアできるようになりました。
クーポンQRコードは、ユーザーがQRコードを読み取るとすぐにクーポン画面へ遷移するため、利用までがとてもスムーズです。また友だちではないユーザーがクーポンQRコードを読み取った場合、クーポン利用と友だち追加が同時にされます。店頭のレジ横にクーポンQRコードを設置しておけば、来店者にクーポン配布をアピールしつつ友だち追加も促すことができるのでおすすめです。
④新規ユーザーの友だち追加を促す
LINE公式アカウントの一覧ページやLINEクーポンのページといったLINE関連のサービスにクーポンを表示させることにより、友だちになっていないユーザーにもLINE公式アカウントの友だち追加を促すことができます。
LINE関連のサービスにクーポンを表示するには、下記の条件を満たしている必要があります。また、管理画面から「LINEサービスへの掲載」を「掲載する」に設定することが必要です。
- 認証済みアカウントであること
- 有効期限内のクーポンであること
- 抽選機能を使用していないクーポンであること
効果的なクーポンの配布方法
LINE公式アカウントでクーポンを配布する方法はいくつかありますが、そのなかでもおすすめの方法をご紹介します。
①あいさつメッセージで配信
友だち追加したユーザーに対して1番最初に自動で配信される「あいさつメッセージ」と一緒にクーポンを配布する方法です。
友だち追加をしてすぐにクーポンを受け取ることができるので、ユーザーに対して「お得な情報を受け取ることができる」と印象付けることができます。
※出典:LINE公式アカウント「クーポン」の効果的な使い方とは?|LINEヤフー for Business
②リッチメニューに設置
トーク画面を開くと表示されるリッチメニューは、メッセージ配信とは異なり固定で表示されるものです。トーク画面の占有率も高く、ユーザーの目に付きやすい場所と言えます。
このリッチメニューにクーポンを設置することで常にクーポンを表示させることができるため、ユーザーのクーポン使用率が高まります。
③リッチメッセージで配信
リッチメッセージでは、テキストと画像を組み合わせて視覚的にクーポンを訴求することができます。またリッチメッセージの送信設定の際に「タイトル」を入力すると、タイトルに入力したテキストがプッシュ通知やチャットリストに表示されます。
ユーザーがトーク画面を開かなくてもテキストが表示されるため、「クーポン配布」や「◯円オフ」というようなユーザーの興味を惹きつけるワードを設定すると開封率が上がる可能性が高まるなどさらに効果的にクーポンを訴求することができます。
※出典:リッチメッセージの活用方法|特長や運用のコツ、クリエイティブを解説|LINEヤフー for Business
おわりに
いかがでしたか?
今回はLINE公式アカウントのクーポン機能をご紹介しました。
クーポンはユーザーにとってお得なサービスです。このクーポン機能をうまく活用して施策設計することで、集客や販促だけではなくユーザーとの関係構築にも役立ちます。
Hakuhodo DY ONEではLINEと連携したマーケティングソリューション「DialogOne®」を提供しています。またトーチライト社と連携し、企業のLINE公式アカウント運用を支援する「SNS運用コンサルティングサービス」を提供しています。
LINE公式アカウントの開設サポートから運用の戦略設計まで、一気通貫で対応していますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
※本記事はトーチライト運営の「TeLAS」の記事を一部編集のうえ、転載する形で掲載しています。