LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ

 2025.05.16  TeLAS編集部(トーチライト)

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LINE公式アカウントを運用するうえで、もっとも重要な存在となるのが「友だち」。
友だち追加をしてくれた顧客に向けて商品やイベントなどの情報を配信することで、その企業や商品について認知され、来店や購入してもらうきっかけを作ることができます。

しかし、LINE公式アカウントを運用する際に
「友だちを増やすには、どのような施策をしたらよいかわからない」
「友だちを簡単に増やす方法はないか?」
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなお悩みを解決するヒントとなる
LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ」を3つご紹介します。

※本記事はトーチライト運営の「TeLAS」の記事を一部編集のうえ、転載する形で掲載しています。

 なぜ、友だちを増やすことが必要なのか?

LINE公式アカウントを運用している企業で、「自社アカウントの友だち数をもっと増やしたい!」という場合はもちろん、「自社が配信したメッセージに好反応な友だちを増やしたい」、「顧客それぞれに合わせた情報を発信したい」という目的で運用している場合でも、友だちを増やす施策は定期的に行う必要があります。

すでに友だち追加してくれている顧客のLINE公式アカウントで発信している情報の関心度が下がった場合やアカウントの引き継ぎの都合など、ユーザー環境によりメッセージを届けることができなくなるケースがあるため、定常的に友だちを増やす施策を行わないと、友だち数がどんどん低下してしまいます。

また、XやInstagramといった他のプラットフォームでは、ユーザー自身で企業のLINE公式アカウントをフォローせずとも過去の投稿を確認してからフォローするか判断できるのに対して、LINEはLINE VOOMを除き、友だちになることで初めてLINE公式アカウントから情報を受け取ることができるため、友だち追加してもらうための施策を実施しないと、ユーザーが情報を受け取ることができません。

一方で、一度友だちになるとより深いコミュニケーションが可能になることがLINEの最大の強みでもあります。

アカウント運用を継続しておこなうために、ブロックユーザーを減らす施策を考えるより、友だちを増やすための施策を定期的に取り入れて、届けたい情報を届けるべきユーザーに向けて発信できるようにすることが重要です。
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次章より、「LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ」を3つご紹介します。

コツ1:たくさんの友だちを獲得できる「スタンプ配布」

1つ目のコツは、「LINEスタンプの配布です。

「友だち数をもっと増やしたい!」という目的がある場合に効果的な施策です。
LINEスタンプをきっかけに、企業や商品を認知していなかった顧客がLINE公式アカウントの存在を知り、友だち追加につなげることができる可能性があります。

友だち数を増やしたい時には非常に効果的である一方で、LINEスタンプ取得が目的で友だち追加したユーザーはブロック率が比較的高く、ターゲットとしている層の友だち以外も大量に入ってくる可能性があります。
このような友だちに対して、キャンペーンやアンケートから企業への興味・関心が高まるようなメッセージを配信する施策を併せておこなうことで、新たな層のファンを獲得することができます。

以下のブログでは、LINEスタンプの種類や活用するメリット、集客施策の具体例をご紹介しております。ぜひご覧ください。
➢スタンプで友だち獲得!LINEプロモーションスタンプとは?

コツ2:リアル店舗やQRコードを利用して流入経路別の反応を計測

2つ目のコツは、リアル店舗やQRコードを利用して流入経路別の反応を計測することです。

友だち追加をする機会をたくさん提供しておくことでLINE公式アカウントの認知度向上や友だち数の増加が期待できますが、何がきっかけで友だち追加されたかを計測し、反応が良い施策を分析する必要があります。
その方法のひとつとして、「どこで誰が友だち追加されたのか」流入経路別の反応を計測することで、友だち獲得のために効果的な施策は何かを把握することができます。

来店予約をする際に、LINE公式アカウントの友だち追加が必要なお店や、お店に行くとLINE公式アカウントの友だち追加を促すQRコード付きのPOPをよく目にするかと思います。
QRコードは複数発行することができるため、例えば店舗ごとに異なるQRコードを設置すると、LINEの管理画面からどのQRコード経由で誰が友だち追加されたかを把握することが可能になります。

DialogOne®︎といったMessaging APIに対応しているツールを利用して流入経路を計測すると、計測したデータを用いて流入元別にメッセージ配信を出し分けることが可能となるため、さらに効率の良いメッセージ配信を行うこともできます。

Messaging APIについては以下のブログで詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
➢LINEのMessaging APIとは?機能や活用方法を解説
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また、リアル店舗では、友だち追加をすると割引やプレゼントといった特典を得られることや販売員が顧客に友だち追加を促し継続的なコミュニケーションをおこなうなど、友だち追加をするきっかけと機会を作ることも可能です。来店した顧客はその店舗に対して興味がある可能性が高いため、ブロック率が比較的低いことも特徴のひとつとして挙げられます。

DialogOne ご紹介資料

コツ3:「友だち獲得広告」で効率よくアプローチ

3つ目のコツは、「友だち獲得広告」です。

友だち追加ごとに課金されていく仕組みの広告で、効果的かつ効率のよい手法のひとつです。
アカウントとの親和性が高いユーザーに向けて広告を配信することができます。

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※出典:LINE Business Guide 2023年4月-9月期

LINE広告では、クロスターゲティングの機能を用いて、LINE公式アカウントのメッセージ配信の結果をもとに類似拡張した広告配信が可能です。
メッセージ配信の反応が良かったユーザーセグメントに近しい属性に広告を配信することで、興味・関心が高い可能性のあるユーザーを効率的に集めることができます。

例えば、メッセージをクリックしたユーザーのセグメント群を作成すると、そのセグメントに近しいユーザーに向けて広告を配信するため、メッセージへの反応が良いユーザーに対して効率よくアプローチすることができます。

店舗に来る顧客とは違う層のユーザーにLINE公式アカウントの存在をアピールすることができることも魅力のひとつです。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は、LINE公式アカウントの友だちを増やすコツを3つご紹介しました。

  • たくさんの友だちを獲得できる「スタンプ配布」
  • リアル店舗やQRコードを利用して流入経路別の反応を計測
  • 「友だち獲得広告」で効率よくアプローチ

 上記のポイントを押さえていただき日々模索していくことで、友だちを増やすだけでなく、企業のサービスに関心の高い友だちが集まる可能性が高くなります。ぜひ参考にしてみてください。

Hakuhodo DY ONEではLINEと連携したマーケティングソリューション「DialogOne®」を提供しています。またトーチライト社と連携し、企業のLINE公式アカウント運用を支援する「SNS運用コンサルティングサービス」を提供しています。
LINE公式アカウントの開設サポートから運用の戦略設計まで、一気通貫で対応していますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

※本記事はトーチライト運営の「TeLAS」の記事を一部編集のうえ、転載する形で掲載しています。

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