皆さんはAmazonサイト内でこのマークを見たことがあるでしょうか?
このマークは「プライムマーク」といい、最近ではユーザーからの認知度も上がってきています。ユーザーは、プライムマークがついている商品は購入後の発送が早い!と判断し、配送サービスに対する安心感や満足感を得ています。
そのためプライムマークがついている商品の方が通常商品より購買率は高くなる傾向があります。
今回はプライムマークの概要、メリットの順で紹介し、最後にプライムマークを自社商品に付ける方法を説明していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
プライムマークの意味
プライムマークとは「Amazonプライム配送特典を利用できる」商品であることを証明するマークです。
プライムマークがついている商品は、Amazonが設定した出荷・配送品質をクリアしている商品となっており、具体的な配送特典は3種類あります。
・お急ぎ便
・当日お急ぎ便
・お届け日指定便
プライムマークはAmazonプライム会員の特典ですが、有料のプライム会員ではない一般会員でも料金を支払うことで利用することが出来ます。
プライムマークのメリット
ここではプライムマークのメリットを3つ紹介します。
①掲載枠の上位表示が狙える
Amazonプライムマークのついている商品は検索結果上位に表示されやすくなるため、露出力が高まります。
②購買率向上
前述のようにユーザーにとって安心安全のスピード配送サービスが保証されることや
カート獲得にプラスに働くことで購買率の向上が見込まれます。
③配送作業の大幅カットに繋がる場合がある
後述のFBAを利用している場合、配送サービス全般をAmazonに任せることが出来るので
配送作業が膨大である場合は作業負担が大幅に減少させることが可能です。
プライムマークの付け方
続いて、自社商品にプライムマークを付ける2つの方法について説明します。
※前提としてAmazonが公式に取り扱っている商品はプライムマークがついています。
FBAを利用する
FBA(Fulfillment By Amazon)とは、出品者向けにAmazonの強力な物流サービスを利用できるサービスのことを指しています。
販売価格に関しては自社で管理しながら、Amazonの倉庫に在庫を預けることで梱包や発送業務をAmazonが請け負ってくれるため、商品数が多く管理が困難である場合に役立ちます。
マケプレプライムを利用する
FBAとは異なり、出品者が自社の商品を自社で直接発送する商品のことをマケプレプライム商品といいます。
FBAを利用していない出品者であってもプライムマークを付けたい場合、高い配送品質を維持できることを条件にAmazonプライムマークマークの付与が認められています。
しかしこの「高い配送品質」とはとても厳しい条件を求められています。
- 期日内配送率:96%以上
- 追跡可能率:94%以上
- 出荷前キャンセル率:1.0%未満
- 土曜日と日曜日にも出荷をする
- 1日および2日以内という配送時間指標の目標値を達成する
- 標準サイズの商品は全国(北海道・沖縄・離島を除く)をプライム対象地域に含める
厳しい配送品質をクリアしなければいけないため、条件を理解したうえで最適な方法を選んでいくことが望ましいと思います。
おわりに
今回はAmazonのプライムマークについて解説していきました。
プライムマークのメリットや付け方などの理解を深めていただけましたか?
ぜひ本記事の内容を参考にご活用いただけますと幸いです!
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