はじめに
今や日本のみならず、アジア圏を中心に多くのユーザーが利用するプラットフォームとなったLINE。中でもおとなりの台湾は、タイやインドネシアと並び日本以上の普及率を誇るLINE利用大国です。企業のLINE活用に対する関心も非常に高く、様々な企業がLINEのアカウントを活用したコミュニケーションを行っています。
そんなホットな市場・台湾において、7月31日(火)、DACの現地法人(台湾DAC)がDialogOne®活用に関するイベントを開催しました。日本からも商品設計を担当するソリューションビジネス開発部 園田友輝が登壇し、お話をさせていただきましたので、今回はその様子をお届けします。
大手企業を中心に、90名もの方が参加
台湾DACとしても初のイベント開催にもかかわらず、当日は約90名もの企業担当者様にご来場いただきました。台湾の大手企業様の他、日系企業様にも多数ご来場いただき、台湾市場における企業のLINE活用への関心度の高さを感じます。
セミナーは、弊社グローバルビジネス本部の詹育霖の挨拶により開会。詹は参加者に対して「DialogOne®とLINE ビジネスコネクトは、従来の生活者に対する広告に大きな変化を与えた」と指摘。「企業と生活者のコミュニケーションは、従来のメルマガなどOne to Allの一斉配信から、One to Oneの新しい会話型ビジネスマーケティングに変わり、多くの企業が顧客と円滑でインタラクティブなコミュニケーションを行うことが可能になった。私たちは、このソリューションを台湾の企業や生活者に提供し、より良いコミュニケーションを創造することを約束します。」と説明しました。
さてここからは、当日行われました3つのセッションについてご紹介します。
最初のセッションは「LINE Taiwan(台灣連線股份有限公司)」広告事業部 副総経理鄧傑方氏。「LINE公式アカウント」と「LINE ビジネスコネクト」についてご紹介いただき、LINEが企業のマーケティングコミュニケーションにどのように活用できるかを包括的にご説明いただきました。
台湾でも、日本と同様にビジネスコネクトアカウントが提供されており、企業はユーザーとのOne to Oneコミュニケーションを行うことができます。会員証連携やQRコードを活用した購買計測、チャットボットを活用した施策など、台湾市場においても様々な事例がうまれ、着実に導入が進んでいる様子です。
注目度が高かったCRM施策への活用
続いて、弊社ソリューションサービス本部の園田より、「DialogOne®の日本での活用事例」をご紹介させて頂きました。日本でも様々な活用事例が生まれていますが、台湾企業の皆様が特にご興味を示してくださったのはCRM施策やカスタマーサポート領域への活用。オペレーションの効率化や、LINEを活用したOne to Oneコミュニケーションの実施は万国共通の課題のようです。
セミナーの最後は、台湾DACのプロジェクトマネージャー李宛靜氏からDialogOne®の機能について説明しました。台湾においても、自動応答機能やアンケート機能など、日本で提供しているDialogOne®と同様の機能をご利用頂けます。DialogOne®の強みでもあるカスタマイズサービスについても、台湾のお客様に向けて今後対応体制を強化していく予定です。
さいごに
ご来場いただいた企業様の業種も様々で、今後台湾においてどのような事例が生まれるかが非常に楽しみです。
DACでは、各海外拠点と連携し日本以外のマーケットにおいてもDialogOne®を提供してまいります。アジアに進出されている企業様で、日本で実施しているLINE施策を海外でも展開したいというご要望がございましたら、是非弊社営業担当までご連絡ください。
次回は企業のLINE活用への関心の高さの背景にある、台湾のLINE事情についてご紹介します。
関連情報
台湾DAC:https://www.facebook.com/D.A.ConsortiumTaiwan/
台湾DAC技術開発部:dac_D1@dactp.com.tw
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