商品を購入する前に、Google でキーワード検索を行い調べるケースが多いと思います。
これは、購入の意思決定を行う上で重要なプロセスといえます。
そのようなユーザーの購入導線上で、効果的に自社の商品を訴求できる施策が Google ショッピングです。
本ブログでは、前回に引き続きGoogle ショッピングについて、概要から運用のポイントまでを解説します。
Googleショッピング運用のポイント
前記事からの繰り返しとなりますが、Googleショッピングで商品の表示機会を最大化し、ECサイトへの誘導や購入を促すためには、データフィードの運用が鍵となります。
ここでは、3つの施策に分解した上で、それぞれのポイントをご紹介します。
検索結果への商品の表示機会を最大化しましょう!
ユーザーが求める商品と自社の商品が一致していても、検索キーワードがデータフィードに含まれていなければ、検索結果には表示されません。
では、どうすれば、検索結果の表示を最大化することができるのでしょうか。
ポイント①:精緻な商品情報をインプットする
商品のスペック、特長、利用用途、ターゲット層、利用用途などをデータフィードにインプットします。
インプットさせる方法としては、Googleが提供するフォーマットの任意項目をより多く埋めるケースとタイトルや説明文にキーワードをちりばめるケースが想定されます。
ポイント➁:トレンドモーメントワードをインプットする
Google検索では、シーズンによってトレンドがあることが想定されます。
「クリスマス」「バレンタインデー」「ホワイトデー」「お年賀」「お歳暮」「お中元」など、自社の商品に関連する行事やイベントのキーワードをタイムリーに含めることも効果的です。
一方で、ただキーワードを取り込めばよいわけではありません。
検索結果に対して、ユーザーからのリアクションが少ない(ユーザーニーズとのミスマッチがある)場合、Googleのアルゴリズムにより、配信優先度が下がる可能性があるためその点は要注意です。
「今、このサイトで買う」モチベーションを高めましょう!
検索結果に表示される際には、さまざまなサイトが展開する商品と横並びになります。
サイトへ誘導させるためには、自社のサイトでその商品を買うためのモチベーションを高める必要があります。
ポイント①:商品タイトルの冒頭にセールスポイントを含める
まず、公式サイトで購入したいユーザーに対しては、「【公式】」とつけることで、ECモールや中古品を販売するサイトと区別して、誘導させることができます。
さらに、「【新作】」「【セール】」「【人気商品】」など、対象商品に対して、セールスポイントの文言を付与することも有効です。
ポイント➁:より多く商品の関連画像を見せる
Googleショッピングでは、メインの商品画像に加えて、最大10個の画像を設定することが可能です。
様々なアングルの商品画像、着用イメージ画像、活用シーン画像など、より多くのイメージをみせることにより、商品理解を促すことができます。
売りたい商品を広告配信で強化しましょう!
Googleショッピングの無料枠では、ユーザーの検索キーワードに応じて、紐づく商品がGoogleのアルゴリズムによって関連性の高い順番で表示されます。
有料広告では、入札を調整することで、より視認性の高い場所へ優先度を高く表示させることができます。また、その際に一部商品を抽出し、配信を強化することも可能です。
ポイント①:無料枠のインサイトや売上データを参照する
ショッピングでクリック率が高い商品や、直近売れている商品などを抽出することで、更なる効果が見込まれます。
ポイント➁:売上への寄与が見込める商品の露出を強化する
既に効果が上がっている商品以外にも新作あるいは話題性の高い商品なども意図的に露出を強化することで、売上への寄与が見込まれます。
DACが推奨するショッピング広告の考え方・進め方
Googleショッピングでは、無料枠を効果的に活用することで、有料広告枠の費用対効果を高められるほか、さらに有料広告では、商品を抽出して入札調整をすることで、より戦略的な配信が可能です。
DACでは、既にGoogleショッピングを実施されている事業会社様に対して、配信状況の無料診断サービスを提供しております。
現在、Googleショッピングを利用しているなかで、十分にパフォーマンスが出せているか課題を感じているケースございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Googleショッピング運用 まとめ
今回は主にGoogleショッピング広告の運用のポイントをお伝えしました。
Googleショッピング広告の最大のメリットは、無料で始められること、そして運用をしっかりと行えば、クリックの最大化、購買へ繋ぐことができる点です。
ショッピング広告を実施したことのない広告主でも、始めやすい広告です。
DACでは、このような施策実施の支援を行っております。
お気軽に相談だけでも大丈夫ですので、お問い合わせください!