最近、テレビCMやメディアでよく聞く「LINEミニアプリ」。
スマホでオーダーしたりLINE内で予約が完結できたり、「LINEミニアプリ」を活用すれば、LINE公式アカウントにおいて、さらなるコミュニケーション最適化が可能です。また、「LINEミニアプリ」の利用データを活用して集客・販促を行うことができるので、企業側としてもメリットは多く導入する企業も増えています。
とはいえ…活用方法がわからない!
そんな方へ向けて、事例を交えてLINEミニアプリのより良い活用方法をご紹介します。 導入する前に、LINEミニアプリ活用のその先にあるCRM構築を考えておくことも重要です。事例から、自社の課題や目的を見直し、自社に合った活用方法を見つけてみてくださいね。
※本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。
「LINEミニアプリ」とは?
「LINEミニアプリ」とは、LINE上で自社サービスを提供できるウェブアプリケーションです。こちらで、ネイティブアプリとLINEミニアプリの違いに触れながら、ユーザー側と企業側の2つの視点でそれぞれのメリットをお話しします。
まず、ユーザー側の視点から2つご紹介します。
①アプリダウンロードが不要であること
LINEミニアプリは、なんと言ってもLINE内で完結することが大きな特徴です。アプリダウンロードが不要である上に、LINE連携ができるので面倒なログインも不要です。
②端末の容量を圧迫しない
アプリダウンロードをしない分、端末の容量を圧迫しません。また、携帯のホーム画面もいくつものネイティブアプリが占拠することなく、すっきりと見えるでしょう。
次に、企業側の視点から2つご紹介します。
①開発費が抑えられる
ネイティブアプリの場合は、AndroidとiOSの両方を開発する必要がありますが、LINEミニアプリの場合、LINEプラットフォームに対応するように開発をするので、比較的開発費が抑えられます。
②顧客とのコミュニケーション最適化
LINEミニアプリを通して、顧客の購買履歴や来店履歴のデータを収集ができ、LINE公式アカウントがある場合にはそのデータを活用して配信をすることでCRM構築をすることが可能です。
「LINEミニアプリ」を活用するとこんなにプラス!
では、どんなときにLINEミニアプリを活用するといいのでしょうか?
突然ですが、こんなことを思ったことはありませんか?
(うちの会社は、ネイティブアプリはあるしLINE公式アカウントもあるんだけど・・・
LINEミニアプリって飲食店向けのサービスじゃないの?)
モバイルオーダーや待ち状況の確認など、飲食店向けに使うものだと思われがちですが、飲食店以外にも活用できる方法があります。
例えば、飲食店などでモバイルオーダーがあるように、LINEミニアプリで美容院の予約はもちろん、会員証のデジタル化、カードの支払い手続きもできるのでLINEミニアプリを使えばLINE内で簡単に手続きすることも可能です。
(※こちらの事例については後半でご紹介します。 )
LINEミニアプリは、業種問わず多くの企業や店舗に利用されています。
おすすめの使い方は、LINEミニアプリとLINE公式アカウントとで組み合わせて活用する方法です。LINEミニアプリの利用時に、LINE公式アカウントとも自動で友だち追加されるようにすることが可能です。LINEミニアプリを通して来店履歴や購買データを収集し、LINE公式アカウントからの配信に活用していくことで、顧客とのコミュニケーションを最適化できます。
またCRM構築が可能で、開発費用は要件によって変動がありますが、シンプルな仕組みで300万円〜、データ連携や複雑なロジックを行う場合で500~1,500万円程度となります。
「LINEミニアプリ」の活用事例 3選
ここから、実際の活用事例を3つご紹介します。
LINEミニアプリ活用事例①:来店予約
美容院Aでは、LINEトークルームからLINEミニアプリを開き、美容院の来店予約ができる仕組みを導入しました。
予約日時が近づくと、LINEでリマインド配信がされるため予約のキャンセルも減らせることも期待できます。また、ユーザーはそのアカウント友だちにもなるので、定期的な配信などを行うことで顧客を繋ぎ止めて、次回もLINEミニアプリから予約してくれるようなリピーター(継続客)となる可能性も大いに期待できます。
来店予約は、美容院に限らず、飲食店や小売店舗などでも活用することが可能です。こちらLINEミニアプリの機能は、店舗内の混雑状況の確認や混雑緩和にも役立てられています。
LINEミニアプリ活用事例②:デジタル会員証
アパレル企業Bでは、LINEミニアプリを活用してQRコードを読み取るだけでデジタル会員証を発行できるサービスを導入しました。
アパレル企業Bが課題としていたのは、新規ユーザーの登録数です。自社アプリの会員数を増やしたいということを目標としていました。
会員証などは、近年デジタル化が浸透しているかと思いますが、その機能をネイティブアプリでになっているケースは少なくありません。しかしアプリだとデータ容量が重くなったりホーム画面もごちゃごちゃしがち…等があり、ダウンロードしてもらいづらいという課題がありました。
それも解決できるのがLINEミニアプリなんです。アパレル企業Bは、LINEミニアプリの導入により、ユーザーにアプリダウンロードの負荷をかけることなく会員獲得増加につなげることが出来ました。
LINEミニアプリの活用事例③:支払い手続き
金融系カード会社Cでは、ネイティブアプリでサービス提供を行っていましたが、都度ログインやインストールが必要であることから、ライトな顧客を獲得するべくユーザーの利用ハードルの低いLINEミニアプリを導入しました。
これによりLINEミニアプリ上で支払い明細を見ることが出来たり、支払い方法の変更などを可能にしました。LINEミニアプリのリリース後、LINE公式アカウントの メッセージ開封率が大幅アップ、関連リンクのクリック率も高い数値を獲得しました。
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おわりに
今回は「LINEミニアプリ」についてご紹介しました。
ご紹介した活用事例は一部ですが、「LINEミニアプリ」は、飲食店以外にも様々な業種で利用できることをお分かりいただけたのではないでしょうか。ユーザーの利便性が高く、ネイティブアプリよりも導入しやすい「LINEミニアプリ」について、ぜひ御社のLINE公式アカウントでも活用をご検討いただけたらと思います。
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※本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。