最近、多くのアカウントで、LINE上でクーポンを配布したり、アンケート回答者に対して割引券を配布したりしているのを見かけませんか?
このような購買を促すキャンペーンのほかにも、「商品購入」をキャンペーン参加の条件とすることで、店舗誘導や購買の促進に一役買っているのが「レシートキャンペーン」です。会計が終わった後に発券されるレシートをキャンペーン参加の必須条件にすることで、商品の購買履歴のあるユーザーを特定し、その後のセグメント配信に役立てる事もできます。今回はそんなレシートキャンペーンをご紹介します。
レシートキャンペーンとは?
特定の商品購入したレシートをスマホで撮影し、撮影した写真を企業のLINE公式アカウントに送信することで応募が完了するキャンペーンです。
レシートの読み込みをOCR(OpticalCharacterReader)機能等を使って自動で読み取る場合と、キャンペーン事務局で画像を目で見て確認する2つの方式があります。どちらも、対象の商品を購入しているかやキャンペーン期間中に購入されたものか等、不正がないかを確認しています。レシート画像の送信をもって応募受付とし、条件を満たした画像を送信したユーザーの中から抽選で当選者を決定します。後日、当選者だけにLINE上で当選を通知することができます。
レシートさえあれば応募できるので、様々な業種で実施することができるキャンペーンとなっています。
期待できる効果
従来、キャンペーンに応募するためには、はがきに住所やメールアドレス等の応募者情報(個人情報)を記入する必要がありました。web上でキャンペーン申し込みを受け付けている場合でも、個人情報の入力が必須となっているケースが一般的です。
このLINE上で完結するレシートキャンペーンを使うことで、ユーザーは応募する際に必要な情報の入力を省くことができ手軽にキャンペーンに応募してもらうことが可能になります。該当するLINE公式アカウントと友だちになっていれば、商品を購入したレシートを写真でとって送るだけでキャンペーンに応募できるので、とっても簡単ですよね。
キャンペーン実施を店頭でお知らせすることで、キャンペーン参加することが動機となり、友だち追加を促進することもできます。当選の場合のお知らせもLINE上で実施するため、友だち追加直後のブロックを抑える効果も期待できます。また、当選賞品をLINEポイントで付与する形式にすることで、応募から当選発表、賞品配布までをすべてLINEという同一プラットフォーム上で実施することも可能です。
レシートキャンペーン活用例
ここからは具体的な活用例についてご紹介します。
食品メーカーでの活用例
スーパーで対象商品を購入後、そのレシートの写真をLINEで送信。
正しい画像を送信したユーザーの中で抽選を行い、当選者にLINE上でLINEポイントを付与。
応募から当落通知、賞品の配布まで一気通貫でLINEのトークルームの中で実施可能で、ユーザーも手軽に応募できる最もよく実施される形式です。
飲食店での活用例
飲食店での会計後に渡されるレシートの写真をLINEで送信。
正しい画像を送信したユーザーの中で抽選を行い、当選者にキャンペーンページで住所を入力してもらい商品を発送。
賞品を郵送したい場合にも、応募から当落通知までをLINE上で行い当選者にのみ賞品送り先を入力するページを送付することで実現可能です。
飲料メーカーでの活用例
スーパー、コンビニエンスストア等で対象商品購入後、そのレシートの写真をLINEで送信。
正しい画像を送信したユーザーの中で抽選を行い、賞品を会員登録時の住所に発送することで会員登録を促す。
賞品発送先住所を会員登録時の住所にすることで、未会員顧客の会員登録を促すことも可能です。
また、賞品の当落に関わらずこのキャンペーンに参加したことのあるユーザーをセグメント化し、メッセージ配信に活用することも可能です。キャンペーンに参加したということは、他のユーザーに比べて関心が高いユーザーと考える事ができますので、(キャンペーンに参加をした)購買履歴のある人達に向けたセグメント配信も併せてご検討ください。
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まとめ
レシートの写真をLINEで送信するだけでキャンペーンの応募が完了する、ユーザーが手軽に応募できるキャンペーンが「レシートキャンペーン」です。手軽なうえに、参加条件に商品の購入という条件があるので、店舗での売り上げにも貢献できます。ユーザーにとっても、キャンペーンを実施する企業にとってもwin-winのキャンペーン施策となっていますので、ぜひご活用ください。
弊社のメッセージング管理ソリューション「DialogOne®」はレシートキャンペーンの実施事例が数多くございますので、キャンペーン実施の際はぜひ「DialogOne®」のご利用をご検討ください。
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