ここ数年、商品をお店で買うとよくQRコードが付いていませんか?皆さんも一度はこのQRコードを読み取って、キャンペーンに応募した経験があるのではないでしょうか。
このQRコードを読み取るキャンペーンで、最近よく導入されているのが、LINEの「マイレージキャンペーン」です。マイレージキャンペーンは「商品購入」をキャンペーン参加の条件とすることで、店舗誘導、購買促進、また購買ユーザーとその後のコミュニケーションをLINEで取ることができる施策です。
今回はそんな「マイレージキャンペーン」のご紹介をさせていただきます。
マイレージキャンペーンとは
マイレージキャンペーンとは、キャンペーン対象商品についたシリアルコードをLINE公式アカウント上で送信することで、企業やサービス独自のポイントを貯められるキャンペーン施策です。
具体的には、QRコードコードを読み取るとLINE公式アカウントのトーク画面に自動的にキャンペーンのシリアルコードがフィルインされ、このシリアルコードを送信するとポイントを貯めることが出来ます。ユーザーは貯めたポイントを使って、企業が用意した賞品やLINEポイントなどの景品に応募することができます。
マイレージキャンペーンのメリット
従来のキャンペーンでは、商品についているシールを集めハガキで応募する必要があったため、ユーザーがキャンペーンに参加する障壁が高い状態でした。また、利用企業側もハガキが届くまでどれぐらいの応募があるのか分からない、という難しさがありました。ネット上で応募できるキャンペーンもありますが、会員登録をしたり毎回サイトにログインをしたりする必要があり、参加には一定のハードルがありました。
しかし、このマイレージキャンペーンではQRコードを読み取るだけでポイントが貯めることが可能です。応募もスマートフォンから出来るため、シールを集めてハガキに貼るなどの手間が減り、ユーザーとしても参加しやすくなっています。一方、利用企業側は参加ユーザー数をキャンペーン期間中でも容易に把握することができるため、キャンペーンの進捗を常に追うことが可能です。
また、キャンペーンに参加しているユーザー(=ロイヤリティの高いユーザー)とのコミュニケーションをLINE上で取ることが可能です。もちろん、公式アカウントの友だち獲得にも繋がるため、よりロイヤリティの高いユーザーの育成にも貢献できます。
実際の活用事例
ここからは、実際の活用事例について、2つのケースをご紹介します。
食品メーカーの活用事例
食品メーカーでは、商品についているQRコードを読み取り、ポイントを貯めることでLINEポイントと交換できるキャンペーンを実施しました。
こちらのアカウントは、マイレージキャンペーンを何度も実施しており、累積キャンペーン実施期間としては2年を突破しました。アカウントのブロック率が他のアカウントに比べ低く、マイレージキャンペーンの実施によりロイヤリティの高いユーザーを集めていると言えるアカウントになっています。
飲料メーカーの活用事例
飲料メーカーでも同様に、商品のQRコードを読み取ることでポイントを貯め、抽選で景品に応募ができるキャンペーンを実施しました。その場で抽選結果が分かるためゲーム性が高く、何度も挑戦するユーザーもおり、商品購入の促進に繋がっています。
また、応募する度にその商品のCMに出演している芸能人からの動画メッセージが届くため、これを目当てに応募していたユーザーもいたようです。
まとめ
今回は『マイレージキャンペーン』についてご紹介しました。
従来のハガキなどからのキャンペーン応募よりも、容易かつ気軽に参加ができるため、商品の売上拡大にも貢献できます。そして、LTV向上のためにもLINEでコミュニケーションを図っていき、ロイヤリティを高めることも可能です。ユーザー、そして利用企業どちらにとってもメリットが盛り沢山のため、ぜひご活用ください。
※マイレージキャンペーンは、弊社のソリューション「DialogOne®」を導入していただき、企業で求める要件ごとにカスタマイズを行う必要があります。詳しくはお問い合わせください。
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