開設がゴールじゃない！Instagramショップとは？

Instagramショップが公開されたあと、定期的なメンテナンスはされていますか？
実店舗で季節ごとに商品の棚替えを行ったり、自社ECサイトのデザインや構成を変更するように、Instagramショップもメンテナンスを行うことが運用のポイントとなります。
今回はInstagramショップの機能を活用し、さらに効果を最大化するための運用のポイントをご紹介いたします！

Instagramショップ開設時におさえておきたい、商品情報を正しく登録するための重要なポイントは、前回の記事をご覧ください。

Instagramショップが開設されるとどうなる？できることは？

Metaコマースマネージャに商品カタログを作成し、Instagramショップの利用申請が完了すると、Instagramショップが開設されます。
Instagramショップが開設されると、アカウントのプロフィール画面に「ショップ」ボタンが表示されるようになります。
ショップ内には商品が陳列され、ユーザーはアプリ内でシームレスに商品を閲覧することができ、商品情報からECサイトの商品詳細ページへ遷移することができます。
さらに、Instagramショップを開設すると様々な機能が利用できるようになります。
次の章では一部機能をピックアップしてご紹介いたします。

ショップ開設がゴールじゃない！開設後の運用のポイント

Instagramショップ開設後、様々な機能が利用できるようになります。これらの機能を活用し、施策の幅を広げて運用していくことがポイントになります。

自社ECのようにブランドの世界観を表現【コレクション機能】

Instagramショップでは、ショップ内のレイアウトをカスタマイズすることが可能です。
コレクション機能では、特定の商品をピックアップして訴求することができます。
任意の商品カテゴリーを作成し、キャッチコピーやカバー画像を設定します。
商品のカテゴリーを分類したり、売れ筋商品や注目商品を強調することで、ショップに訪れたユーザーに対して、効果的に商品を訴求することが可能です。

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商品を紹介する投稿からショップの商品ページに誘導【商品タグ】

Instagramのフィード投稿に商品タグを付けることで、ユーザーに対して投稿を配信し、商品タグ経由でシームレスにECサイトへの遷移を促すことができます。
フィード投稿は、アカウントをフォローしているユーザーのタイムラインに表示されるほか、「発見タブ」にも掲載されるため、フォローしていないユーザーにも表示されます。
それにより、新規ユーザーに対して、ブランドの認知をはかりながら、InstagramショップやECサイトへ誘導することができます。
※商品タグの情報は商品カタログと連動します。商品カタログ内から商品が削除された場合、投稿に紐づく商品タグも自動的に削除されます。

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雑誌の記事のように商品を紹介【まとめ機能】

Instagramには「まとめ投稿」の機能があります。まとめでは、投稿・商品・場所の３種類を投稿できます。
「商品がタグ付けされた投稿」を選択し記事に追加していくと、雑誌の記事のような商品紹介ページを簡単に作成することができます。
新商品や季節ごとのイチオシ商品の紹介におすすめの機能です。
また、まとめ投稿が作成されるとプロフィール画面上の導線も増えるので、コンテンツが充実したアカウントであるという印象をアピールすることができます。

幅広いユーザーに戦略的に商品を訴求【商品タグ付き広告・ダイナミック広告】

商品タグ付き投稿を利用して広告配信することが可能です。
通常の広告ではCTAボタンから外部サイトへの遷移を誘導しますが、商品タグ付き広告ではアプリ内のショップへの誘導が可能なため、ユーザーは気になる商品の詳細情報にシームレスにアクセスできます。
また、商品カタログを利用して、ダイナミック広告の配信が可能になります。
ダイナミック広告とは、ユーザーの閲覧した商品や興味・関心に沿った商品が表示されるため、通常のバナー広告よりもCTRが高くなる傾向があります。
加えて、商品カタログの情報をもとに広告が生成されるため、都度入稿作業を行うことなく、商品ライアンナップを最大限に活かした広告配信が可能です。