AudienceOne®の郵便番号データとは?
AudienceOne®では、WEBサイトにアクセスしたユーザーの居住地や勤務地がどの辺りかを郵便番号レベルで推定できる「郵便番号データ」を保有しています。
地域判定が可能なプラットフォームは多数ありますが、都道府県レベルの粒度がほとんどです。AudienceOne®では高精度位置情報を活用して郵便番号レベルの細かな地域判定やターゲティング配信への活用ができます。
郵便番号データは、「国勢調査データ」や「富裕層データ」「車検データ」などと紐づけることが可能なため、ターゲティングセグメントとして幅広く活用できます。
郵便番号データを可視化した管理画面
郵便番号データによるターゲティング配信をするには、管理画面上で配信したいエリアを自由に検索し、郵便番号リストを抽出してセグメント化することで配信プラットフォームに連携します。
抽出した郵便番号エリアを【居住地】としているユーザーか、【勤務地】としているユーザーか、の指定可能で、さらに【WEBブラウザ】【アプリ】セグメント両方に対応しています。
また、抽出した郵便番号エリアのユーザーに対して、AudienceOne®が保有する属性データや興味関心データなどを掛け合わせることも可能です。
主な検索機能は以下です。
商圏検索
地図上で任意に指定した地点からの【半径距離】もしくは【自動車・自転車・徒歩での所要時間】をベースに郵便番号セグメントを作成できます。
例えば、クライアントが店舗を保有している場合は、「店舗から半径5km圏内」を居住地としているユーザーをセグメント化することが可能です。
多角形描画
地図上で自由に線で囲んだエリアの郵便番号セグメントを作成できます。
路線検索
関東・中部・近畿・九州の路線・駅情報を検索して、選択した路線・駅から【半径1km距離・徒歩5分・徒歩10分】エリアの郵便番号セグメントを作成できます。
郵便番号リスト入力
配信したいエリアの郵便番号リストをお持ちであれば、郵便番号を記入してセグメントを作成することができます。
これまで紹介した検索機能では、選択した郵便番号エリアを対象に【勤務地・居住地】どちらに属しているユーザーか、【PC・SD】どちらのデバイスを利用しているかを条件に、【WEBセグメント・アプリセグメント】を作成することが可能です。
ユースケース:車検登録データを活用したエリアターゲティング
AudienceOne®は、郵便番号ごとに統計化処理を行った自動車検査登録情報協会の「車検登録データ」を保有しているため、郵便番号データを組み合わせることで車検登録データを活用したエリアターゲティングが可能となります。
車検登録データには、【登録年度】【メーカー名】【車タイプ】【車種名】があり、指定した条件の自動車を保有しているユーザーが含まれている郵便番号エリアを抽出してターゲット配信が実施できます。
車検データから把握できた「保有車種」をベースにユーザーの世帯年収や生活レベルを捉えることが出来るため、自動車クライアント以外のクライアントでも活用できます。
まとめ
ユーザーに向けて居住地・勤務地をベースに郵便番号レベルの細かな地域判定やターゲティング配信ができ、さらに「国勢調査データ」や「富裕層データ」「車検データ」など、と紐づけることが可能なため、企業とユーザーのOne to Oneコミュニケーションに貢献できると思います。
活用方法はこの記事では紹介しきれないほどたくさんあると思いますので、One to Oneによるコミュニケーションを実現したいことがありましたら、ぜひお問い合わせください。