AudienceOne®では、定期的に機能アップデートや新規機能のリリースを行っています。今回は2019年2月から2019年6月の間にアップデートや新規リリースを行った機能のうち、いくつかをピックアップしてご紹介します。
セグメント新規登録のデータソースに「拡張セグメント」追加
セグメント新規作成画面に、拡張セグメントが追加されました。今まではセグメント新規登録時、既存セグメントを条件に追加しようとしても、選択可能なのは1stパーティセグメント(非拡張セグメント)のみでした。今後は下記2種類の拡張セグメントも選択可能となります。
- オーディエンス拡張セグメント
- キーワード拡張セグメント
活用イメージとしては、例えば[オーディエンス拡張]で“CV拡張セグメント”を選択し、 AND条件として [AudienceOne®デモグラフィック属性]の“20代男性”、を選択することで『CVユーザーに類似していて、かつ男性20代』というセグメントを作成することが可能です。
なお、作成可能なセグメントUU数の上限は1,000万UUまでとなっています。セグメント作成時に1,000万UUを超える条件を選択されても、
「拡張セグメント」のレポート機能追加
「拡張セグメント」にレポート機能が追加されました。これにより、作成した拡張セグメントがターゲットに即しているか判断することが可能となりました。具体的なレポート項目は以下の通りです。
レポート項目一覧
- ライフスタイル
年齢/性別、未既婚、子供有無、世帯年収、居住地、勤務地、職業(ウェブのみ) - 購買志向
EC/通販購入頻度(直近3ヶ月)、EC/通販購入頻度(直近3ヶ月)、ブランド志向/低価格志向 - AudienceOne® カテゴリ(興味関心データ)
- 重複分析(ウェブのみ)
重複分析機能の拡充
重複分析機能について、下記機能が新たに実装されました。
- レポートメニュー内に「重複分析レポート」を追加
- csvファイルのダウンロード機能を追加
- デモグラフィック/AudienceOne®カテゴリ(興味関心)データを追加
今まではプランニングメニューからしかご利用いただけなかった「重複分析レポート」機能ですが、レポートメニューからもご利用いただけるようになりました。これにより、スムーズにセグメント同士の重複を確認いただくことが可能です。
また、レポート内容をcsvファイルとしてダウンロードできるようになりました。用途に合わせて是非ご活用ください。 さらに比較軸としてデモグラフィック・AudienceOne®カテゴリ(興味関心)データが選択可能になりました。これにより、各セグメントと指定したデモグラフィックや、AudienceOne®カテゴリ(興味関心)の重複を視覚的に確認することができます。(表示されるユーザー数はサンプリング数値となります。)
AudienceOne®興味関心カテゴリ増加
AudienceOne®カテゴリ(興味関心)について、一部変更をいたしました。その結果、総カテゴリ数が「約800」から「約1400」まで増加しています。
網羅性の向上
現在の興味関心項目は2014年に設定しましたが、作成当時に流行していた事柄など、項目に偏りがありました。時代の流れに合わせ、より多くの事柄に対応するため、新たに興味関心項目を追加しました。
UU数の確保
一部の興味関心項目においては、判定できるUU数が少なく、活用しにくい項目がありました。より施策への活用ができるよう、一定の数値よりも少なかった興味関心項目に関しては、UU数担保のために項目の統廃合を行いました。
まとめ
今回は4つの機能リリースについてお知らせしました。
今回ご紹介した機能に対してのご不明点・ご質問点、またその他AudienceOne®に関するご質問は下記よりお願い致します。