みなさんは、デジタル上で行われているキャンペーンに参加されたことはありますか?
例えば、コンビニエンスストアで購入した商品のシールなどについているQRコードを読み取るとLINEのポイントがもらえたり、Twitterで投稿をリツイートするとクーポンがもらえたりするキャンペーン等です。 他にも様々なプラットフォームでキャンペーンが行われていますが、その中でもLINE公式アカウントを使ったキャンペーンは多くの企業が実施しています。
今回は、LINE公式アカウントで行えるキャンペーンについて、3つの実施方法と違いをご紹介します。
※本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。
デジタルキャンペーンがなぜ重要なのか?
そもそも…なぜデジタルでキャンペーンを行うのが重要なのでしょうか?
従来の販促キャンペーンでは、商品を購入して集めたレシートやシールをはがきなどの台紙に貼って郵送する方法が一般的でした。
しかし現在は、デジタル上での販促キャンペーンがさまざまな業界で主流となりつつあります。デジタルキャンペーンを実施する理由は、以下の2つが考えられます。
1)紙などの印刷代や流通コストが発生しにくい
従来は、応募用のはがきや告知用チラシを何枚も印刷して配ったり、当選者一人一人に当選通知を送ったりと、印刷や人件費にコストがかかっていました。しかし、デジタル化をすることで印刷代をカットし、応募から当選通知までデジタル上で完結できるようになります。
2)データの取得と活用が容易にできる
紙での販促キャンペーンでは、参加者が何回参加しているかだけでも、集計するのが大変でした。しかし、デジタル上で販促キャンペーンを行うことで、参加者が何回参加し、どの商品を普段購入しているか、簡単に把握することができるようになりました。
また、LINEは他のSNSと比べて多くのユーザーを抱えており、老若男女問わず日常のコミュニケーションツールとして利用されています。また、データの取集が可能なので、多くのユーザーに対して認知や参加を促しつつ、効果を最大化して集計や当選通知を簡単に行うことが可能です。
ここからは、LINEで行うことができる代表的な3つのキャンペーンをご紹介します。
LINEのキャンペーン①:LINEオープンキャンペーン
1つ目は「LINEオープンキャンペーン」です。
「LINEオープンキャンペーン」は、LINE公式アカウント上でアンケートに答えるだけで簡単にキャンペーン応募ができ、応募者全員にLINEポイントをプレゼントするキャンペーンプラットフォームです。
ユーザーのアンケートデータを収集しつつ、商品やブランドの認知を広げたい場合に効果的なメニューとなります。 また、LINE社がパッケージとして提供している販促メニューなので、キャンペーンへの誘導告知メッセージの配信、誘導面の提供、ユーザーへのインセンティブなどがメニューに組み込まれているお得なキャンペーンとなっています。
アンケート型
アンケート回答によりLINEポイントをプレゼントするキャンペーンです。単発で実施するため、任意で実施日を決めることができます。
季節型
アンケート回答またはビデオ視聴により参加者にLINEポイントをプレゼントするキャンペーンです。全ての企業向けに、季節ごとに決められた日程にて実施されます。
他企業と合同でキャンペーン実施するため、他企業キャンペーンからの参加者流入が見込めますが、枠数が限定されており事前にエントリーが必要となります。
LINEのキャンペーン②:LINEポイントインセンティブ
2つ目は「LINEポイントインセンティブ」です。
「LINEポイントインセンティブ」はMessaging APIなどを利用してLINEポイントをプレゼントする販促キャンペーンです。
さまざまなAPIツールが独自のキャンペーンを開発しており、そのなかでLINEポイントをインセンティブとしたキャンペーンを行うことができます。
LINEポイントは、LINEの各種サービスやお店・ネットショッピングなどで使えるポイントとなっており、販促キャンペーンをライトに実施したい方向けのメニューとなります。
例えば、弊社で提供しているMessaging API対応ソリューション「DialogOne®︎」では、ユーザーが企業のLINE公式アカウントのメッセージにレシートを送って応募するキャンペーンや、商品に付いているシリアルコードを読み取ると、ポイントが溜まりLINEポイントと交換できるキャンペーンの提供などを行なっています。
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LINEのキャンペーン③:LINEパートナーパッケージ
3つ目として最後にご紹介するのは「LINEパートナーパッケージ」です。
LINEパートナーパッケージは、LINEのデジタル販促に特化したTechnology Partner(※1)によるキャンペーンパッケージです。
LINE社から認定された会社のみが提供を認められているサービスで、LINE社のサービスを使いながら、LINE単体で提供しているメニューより自由度の高いキャンペーンを実施することが可能です。より柔軟なキャンペーンを実施したい場合は検討してみてください。
LINEパートナーパッケージを提供する会社には、弊社関連会社の「株式会社SP EXPERT’S」などがあります。
※1:LINE社の認知を受けた、コミュニケーション、広告、販促の各領域におけるLINEが提供するサービスの技術支援を行うパートナー企業のこと。DACはコミュニケーション領域の「Technology Partner」に認定されています。LINE社内の紹介ページはこちら>>
おわりに
今やデジタル上の販促キャンペーンはさまざまな企業が実施しており、デジタルキャンペーンを行うことでコストカットだけでなく、データ取得の観点でも多くのメリットがあります。
また、生活者にもっとも利用されているアプリといっても過言ではない「LINE」でキャンペーンを実施することで、多くのユーザーとの接点を作りながら、商品の認知拡大や売上の貢献につなげることが可能です。LINE公式アカウントを使った販促キャンペーンは多くの種類がありますが、自社にあったキャンペーンを見つけていただけたら幸いです。
DACでは前述の通り、Messaging API対応ソリューション「DialogOne®」を提供しています。またトーチライト社と連携し、企業のLINE公式アカウント運用を支援する「SNS運用コンサルティングサービス」を提供しています。LINE公式アカウント活用においてお困りごとがございましたら、ぜひご相談ください。
※本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。