AudienceOne®のレポートでは、サイトの訪問者データを把握するために、様々な切り口でデータを可視化することができることを、以前の記事で紹介しました。
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今回はAudienceOne®のレポートに加えて、訪問者データをさらに深く、分かりやすく解釈し、より効果的なデータ分析が可能となる「AudienceOne® カスタムレポートサービス」についてご紹介します。
データ解析士による結果報告・改善提案レポートの作成サービス
AudienceOne® レポート画面の出力項目を、当社のデータ解析士によって成形し、考察を記載することで、レポート画面だけでは読み取ることが難しい施策効果をわかりやすくして、ご提供します。マーケティング施策の分析に優れているのはもちろんのこと、その効果を仮説から検証し、次回施策へのご提案までをサポートいたします。効果測定から施策改善まで、クライアントへの施策結果報告にご利用いただける資料にしてご提供します。
ここでは例としていくつかのカスタムレポートをご紹介します。
①デモグラ属性分析
“年齢/性別” や ”年収”、”職業” などのライフスタイルデータを可視化することで、主な利用者層や想定と異なるボリュームゾーンの模索に活用できます。また、設定したターゲットユーザーへの効果が高かったかどうか、二次的に効果があった属性は何か、を特定することができます。より施策効果の高かったデモグラ属性をピックアップすることで、次回施策におけるターゲット層の選定をサポートします。
②興味関心属性分析
自社外のweb行動をベースに判定されたAudienceOne®の約1,000個の興味関心カテゴリから、特に効果の高かったカテゴリをランキングで記載します。興味関心度が特に高かったカテゴリに絞ることで、施策に当たったユーザーの趣味嗜好や他によく見ているサイトの傾向、興味関心を引きやすいコンテンツなどを把握することができます。
③高読了ユーザー分析
施策ページで読了率やスクロール率の測定分析を行うことで、記事をよく見た、長い時間読み込んだ「高読了ユーザー」に絞り込み、そのユーザーが持つ属性を分析することができます。次回施策の方向性の検討には、コンテンツに対して特に高い関心を示しているユーザーに特定した分析を行うことが必要です。ページ離脱が多い層とそうでない層を分析し、それぞれがどのような属性や関心を持っているかを分析することで、より引きの強いコンテンツを作成する手掛かりになります。
より具体的な深堀分析までをビッグデータから解析するレポートサービス
AudienceOne® レポート画面の出力項目だけではなく、他の項目についてもカスタムレポートとしてご提供することが可能です。レポート出力項目における期間指定や属性指定などのカスタマイズはもちろん、他の分析項目でも事前の設定を行うことでクライアントのニーズに合わせたカスタムレポートの提供が可能です。
こちらも例としていくつかのカスタムレポートをご紹介します。
④時系列分析
施策ページに接触したユーザーの興味関心度がページ接触前と接触後でどのような推移を辿ったか、AudienceOne®の興味関心項目軸で可視化します。ターゲットとするコンテンツ層にアプローチできたか、施策ページに接触してからも継続して同じような項目に興味を持ち続けているのか、など分析することができます。
⑤高関心キーワードランク分析
施策ページに接触したユーザーが普段関心を持っているキーワードを集計し、施策ページ接触前後で大きく関心度の変化が見られたキーワードをランキングにします。それぞれのカテゴリクラスタにおいて、エンゲージメントを高めやすいキーワード選定に活用することができます。
⑥オウンドメディア分析
記事広告がページ誘導に寄与している度合いや、オウンドメディアへの来訪ユーザーとの差異を確認し、潜在顧客への認知が獲得できたかを診断できます。記事広告からの直接流入だけでなく、従来は計測できない間接流入のユーザー計測が可能です。
まとめ
蓄積した「サイトの訪問者データ」をさらに活用するためのレポートサービスで、より明解な効果測定が可能となります。今回ご紹介した分析項目以外にも様々な項目をご用意しております。まずはAudienceOne®のレポート画面でデータ分析に触れていただき、用途に応じて有料のカスタムレポートサービスもご検討いただけますと幸いです。また、広告配信結果を連携したレポートも可能ですので、合わせてご利用いただけます。
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カスタムレポートは項目ごとに料金や事前ご相談内容が異なりますので、興味がありましたらまずはお問い合わせください。