機械学習を活用して広告配信が出来る「ML TARGET CREATIVE」を提供開始!ーRCPS第4弾ー

 2023.05.22  株式会社Hakuhodo DY ONE

プレスリリースでも配信させていただきましたが、今回、広告体験を損なわずデータによる最適なクリエイティブ選定を行いエンゲージメントの最大化を目指すサービスである「Rich Creative Promotion Service」の新たなフォーマットとして「ML TARGET CREATIVE」の提供を開始しました。

本記事では「Rich Creative Promotion Serviceとは?」ならびに、今回新たに提供を開始した「ML TARGET CREATIVE」について提供背景から活用イメージについてご紹介します。

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「Rich Creative Promotion Service(RCPS)」とは

「Rich Creative Promotion Service(以下、RCPS)」は広告体験を損なわず、データによる最適なクリエイティブ選定を行い、エンゲージメントの最大化を目指すサービスの総称です。

  • どうすればもっと広告はよくなるのだろう?

  • どうすればもっと広告は一人一人に届き、喜んでもらえるのだろう?

  • CreativeやGoogleプロダクトを使って解決できることはないだろうか?

そんなことを思いながら、DACと株式会社博報堂アイ・スタジオ(以下、博報堂アイ・スタジオ)とで共同開発を行いました。

RCPSを提供するクリエイティブチームには、弊社DACならびに、株式会社博報堂アイ・スタジオ(以下、博報堂アイ・スタジオ)に所属する、数多くの企業のデジタルマーケティング、クリエイティブ制作に携わってきたメンバーが集結しています。DACのマーケティング領域におけるデータ活用のノウハウ、博報堂アイ・スタジオの卓越した表現力と最先端の技術力を統合・活用することで、広告主のマーケティングにおける課題にクリエイティブの視点から解決方法を提示し、持続可能なサービスとして提供します。

RCPS第4弾_01

RCPSは現在、合計第1弾から第4弾まで、合計4つのサービスを提供しています。企業のニーズに合わせてご活用いただくことが可能です。

なおこれまでに「Rich Creative Promotion Service」全体概要と、それぞれのサービスについてブログ記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひ合わせてごご覧ください。

Rich Creative Promotion Service ご紹介資料

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RCPSシリーズ第4弾「ML TARGET CREATIVE」提供の背景

3rdパーティ クッキーが段階的に廃止されるポストクッキー時代のマーケティングには、顧客や Web サイト訪問者から収集された1stパーティ データの活用が不可欠です。

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しかし、データ活用に関する知識があり広告ソリューションを扱える人材の不足などにより、収集した1stパーティ データを広告マーケティングへ活用できる企業は多くありません。

これらの課題を解決するため、DACと博報堂アイ・スタジオは、それぞれの知見をかけあわせて、データ活用、機械学習活用、テクノロジー活用の3つの専門分野の促進を可能とする体制を整え、「ML TARGET CREATIVE」を提供するに至りました。

 

RCPSシリーズ第4弾「ML TARGET CREATIVE」について

RCPSの第4弾としてリリースした「ML TARGET CREATIVE」は、Google Cloudやその他CDPに蓄積されたデータをもとに、機械学習で得られた特徴量を広告配信に活用し、最適なターゲットへの配信と高品質な広告体験を提供することが可能なサービスです。

機械学習を用いたユーザーターゲティングの高度化と、ターゲットに最適化された高品質なクリエイティブ配信の両立を実現します。企業が保有する1stパーティ データの活用から広告配信まで全てのステップをワンストップ体制でサポートするサービスとなっており、配信された広告の成果を確認するスキームも提供します。

RCPS第4弾_03

 

ML TARGET CREATIVE」の特徴

「ML TARGET CREATIVE」の特徴としては以下の2点があります。

機械学習モデルを活用したターゲットの発掘

 企業が保有する Google アナリティクスデータやGoogle Cloud やその他CDPデータを基に、機械学習モデルを構築することが可能です。

「ML TARGET CREATIVE」で用意された機械学習モデルの中から、広告主の課題に合った機械学習を実施します。マーケティング目標達成のための新たなインサイトを発見することができ、その特徴量を広告配信ターゲットとして配信に活用します。広告主が保有している1stパーティ データ、成約データなどを活用した機械学習を行うことにより、コンバージョン到達だけではなく、ビジネスKPIの目標達成に貢献するための広告配信を実施することができます。

RCPS第4弾_04-1



クリエイティブを重視した広告配信

 機械学習で判明した特徴量をクリエイティブデザインに落とし込み、さらにRCPSのリッチクリエイティブフォーマット(※)と組み合わせた広告配信が可能です。

マーケティングファネルに応じたクリエイティブフォーマットを豊富に取り揃えている上、新たなリッチクリエイティブの制作もサポートしており、多彩で高品質なクリエイティブの配信をワンストップで実現します。

 なお、本サービスをアパレルブランドへ提供した例では、ROAS(広告の費用対効果)目標比152%、売上目標比120%の成果を達成しています。Webサイトに訪れたユーザーのLTV(顧客生涯価値)を予測し、高LTVのユーザーセグメントに対して広告配信を行い、「MOMENT CREATIVE」を同時に実施。ECサイト内のコーディネイトランキング上位の画像情報を自動で取得し、常に最新トレンドコーデを反映したリッチクリエイティブを配信することにより、このような成果を収めることが出来ました。

RCPS第4弾_02

※:詳細はRCPSページのデモをご覧ください。 (http://rc-demo.g-age.jp/) 

 

まとめ

今回は、「Rich Creative Promotion Serviceとは?」から、今回新たに提供を開始した「ML TARGET CREATIVE」について提供背景から特徴についてご紹介しました。

現在公開しているダウンロード資料では、「Rich Creative Promotion Service」シリーズ第1弾から、第4弾までそれぞれの特徴についてご紹介しています。ぜひ資料もダウンロードいただき、合わせてご確認いただけますと幸いです。

また、「Rich Creative Promotion Service」についてご興味をお持ちいただけた方、広告出稿についてお悩みをお持ちの方は、ぜひご相談ください。

Rich Creative Promotion Service ご紹介資料

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