突然ですが、こちらの広告をご覧ください!
こちらの広告は、今回リリースした「Q&A CREATIVE」の代表的なフォーマットです。クリエイティブ内に設置した簡単な設問(最大3問)の回答結果をもとにして、広告接触者ごとに最適な商材およびランディングページを提案することができます。複数商材をお持ちのクライアントには特におすすめの広告フォーマットです。その魅力と様々な用途をお伝えします。
RCPSシリーズ第二弾「Q&A CREATIVE」について
「Rich Creative Promotion Service」の一貫として2021年9月末にリリースした第一弾「Rich Creative」に続き、今回はシリーズ第二弾「Q&A CREATIVE」をリリースいたしました。「Rich Creative Promotion Service」は広告体験を損なわず、データによる最適なクリエイティブ選定を行い、エンゲージメントの最大化を目指すサービスの総称です。
「Q&A CREATIVE」はGoogle™が提供するツール「Display & Video 360™(DV360)」と「Google Web Designer™(GWD)」を活用し、広告接触者のコンバージョン見込みが高い状態でランディングページへ誘導することができるインタラクティブフォーマットです。
DACの運用型広告の知見や分析力、博報堂アイ・スタジオの実績豊富なクリエイティブ制作力を活かし、クリエイティブ制作から配信・分析までをワンストップで提供いたします。
「Q&A CREATIVE」リリースの背景
近年、クイズや診断ツールなどユーザーのアクションに応じて情報を提供する双方向コミュニケーション型のWEBコンテンツがマーケティングで活用されています。ユーザー自身が選択した情報の詳細を提示できるため、商材に対してより興味・関心を持ってもらいやすいことが理由です。しかし、「広告でランディングページに誘導し、コンテンツを体験してもらう」という流れでは、導線が長く、途中離脱される可能性が高いという課題があります。 このような課題を解決すべく、「Q&A CREATIVE」の提供に至りました。ランディングページ遷移後ではなく、広告上で設問に回答できるようにすることで、導線が短くなり、途中離脱の防止につながります。また広告接触者のニーズを汲み取りながら適切な商材を提案し、最適なランディングページへ誘導できるようになります。
「Q&A CREATIVE」では1つのクリエイティブの中で複数の画像が出せるため、伝えられる情報量が増えます。また設問への回答を通して興味・関心を醸成させられるため、広告接触者のコンバージョン見込みが高い状態でランディングページへ遷移させることができます。
このように、1つのクリエイティブ内でより多くの情報を伝え、提案までできるという点が従来の静止画バナーとは異なります。
「Q&A CREATIVE」の特徴
インタラクティブ性の高さ
「Q&A CREATIVE」の最大の魅力はインタラクティブ性の高さ、つまり消費者とクライアントの双方向のコミュニケーションです。
クリエイティブ内に設置した設問を通じ、広告接触者は趣向を伝えることができ、クライアントは、そのニーズを正確に捉えることで一人一人に合った商材を提案することができます。そのため遷移先であるランディングページでの離脱を減らすことができ、コンバージョン数の増加が見込めます。
データによるクリエイティブ分析
「Q&A CREATIVE」では、「GWD」を活用することでシームレスな「DV360」への連携が可能です。また、どの回答を選択したか、回答にどのくらいの時間を要したか、どの設問で離脱が多いか、どのランディングページへの到達が多かったかなど、広告接触者の回答を通して様々な独自指標を取得することができます。取得したデータは、広告接触者の反応を反映したクリエイティブ改善や、商材自体のボトルネックの洗い出し、商材訴求の見直しなど様々な面で活かすことができます。
例えば、自動車の商材に関する広告を配信した際に、広告接触者が最後の設問まで回答したにもかかわらず、CTA到達数が低かったとします。その場合、訴求軸と提案した車種が合致していないことが推測できるため、提案する車種を見直す必要があることが分かります。
各設問ごとに商材の訴求ポイントを設置すると、広告接触者が何を基準にして商材を選んでいるのかを分析することもできます。つまり1つのクリエイティブ上で広告接触者の意識調査のようなものが行えるのです。
想定利用ケース
「Q&A CREATIVE」は複数商材や、様々なユーザーの悩みを解決できるような商材、さらに様々なカスタムができる商材などを持っている企業に特におすすめです。
なぜなら商材や、その効果が多いと、その分選択肢が多岐にわたり直接的な訴求が困難になるからです。
また、たとえ欲しいブランドやジャンルが決まっていても、ユーザー自身が何にしたら良いのか決めかねているケースが多くあります。
しかしこのような比較・検討の段階にある人が、何に悩み何を基準に商材を選ぶのかを設問を通して引き出すことで、広告接触者自身も自覚していなかった「潜在的なニーズ」を引き出せるのがこのクリエイティブの強みです。
代表フォーマット紹介
①「A or B」フォーマット
「Q&A CREATIVE」の基本フォーマットで、比較・検討段階にあるユーザーに対してアプローチしたいクライアントにおすすめです。設問への回答を通して、「私にはこっちのプランの方が必要だな」「値段よりデザインを優先したい」など、広告接触者が商材を選ぶ際の軸・基準といった情報を引き出すことができます。
②「クイズ」フォーマット
クイズ形式のフォーマットで、ユーザーに自社商材への理解を促したいクライアントにおすすめです。広告がクイズ形式になっているという点で、広告接触者の興味を引きやすく、より広告接触時間が長くなるという利点があります。認知施策として、商材の魅力や機能・特徴について広告接触者に知ってもらうためにもご活用いただけます。
③「チャット」フォーマット
チャット風の形式で商材の提案ができるフォーマットで、ユーザーとのコミュニケーションを図りたいと考えているクライアントにはおすすめです。
実際に会話をしているように見せることで、ブランドや商材に親しみを感じてもらいやすくなります。
「Q&A CREATIVE」のフォーマットは無限大です。
工夫次第で様々なパターンのフォーマットを作成することが可能です。
「こんなフォーマットが欲しい!」等、是非リクエストをお願いします!
※ご紹介しましたフォーマットはこちらのギャラリーで実際の挙動をご覧いただけます。
サンプルURL:http://rc-demo.g-age.jp/
「Rich Creative Promotion Service」サービス概要と提供体制
「Rich Creative Promotion Service」とは
「Rich Creative Promotion Service」は広告体験を損なわず、データによる最適なクリエイティブ選定を行い、エンゲージメントの最大化を目指すサービスの総称です。今後もシリーズ化してサービスを展開する予定で、現在第一弾「Rich Creative」と第二弾「Q&A CREATIVE」を展開しております。
これまでに「Rich Creative Promotion Service」全体概要と、その中のサービス第一弾「Rich Creative」に関するリリースとブログを展開しておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。
クリエイティブチームについて
クリエイティブチームには、弊社DAC、株式会社博報堂アイ・スタジオ(以下、博報堂アイ・スタジオ)に所属する、数多くの企業のデジタルマーケティング、クリエイティブ制作に携わってきたメンバーが集結しています。
DACのマーケティング領域におけるデータ活用のノウハウ、博報堂アイ・スタジオの卓越した表現力と最先端の技術力を統合・活用することで、広告主のマーケティングにおける課題にクリエイティブの視点から解決方法を提示し、持続可能なサービスとして提供致します。
まとめ
今回の記事でお伝えしたい「Q&A CREATIVE」のポイントは3点です。
1.広告接触者のニーズを捉え、提案するところまで広告上で完結
2.エンゲージメントデータを活用し、より深いクリエイティブ分析が可能
3.クリエイティブ制作から配信、分析までワンストップで対応
また「Rich Creative Promotion Service」シリーズでは第三弾以降も続々とリリース予定となっております。APIを活用し1to1コミュニケーションが取れるクリエイティブや、機械学習の分析結果を使用したクリエイティブなど、より多様なデータを活用するサービスを提供予定ですので、今後もご期待ください。