外部データ活用×同意取得管理サービスの提供を開始しました

 2022.11.09  株式会社Hakuhodo DY ONE

プレスリリースでも発信させていただきましたが、このたびDACは、DMP「AudienceOne®」が保有する外部データを提供するサービス「AudienceOne Discovery®」において、CMPとの連携サービスを開発し、その第1弾として、CMP「OneTrust」と連携したサービスの提供を開始しました。

本記事では、「AudienceOne Discovery®とは」から、外部データ活用×同意取得管理サービスの提供背景、また具体的なサービス内容についてご紹介します。

AudienceOne Discovery®とは

AudienceOne Discovery®は、企業の持つCDPなどの顧客データに、AudienceOne® が持つ3rdパーティデータを提供するサービスです。

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具体的には、企業が持っている顧客データと紐づいたユーザーデータに対して、AudienceOne® が保有する月間4.8億ユニークブラウザと1億のモバイル広告IDという膨大なデータから、AudienceOne® がユーザーのWeb行動をベースに推計した属性、興味・関心や居住地・勤務地の郵便番号データ、拡張データなど多岐に渡るセグメント情報を追加することができます。

▼ AudienceOne®が保有するデータ例

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「外部データ活用×同意取得管理サービス」提供背景

昨今のプライバシー保護の潮流に伴い、企業が自社で保有するデータの活用に注目が集まっています。一方マーケティング戦略においては、顧客理解のために、自社で保有していない外部のデータを扱うことも重要さを増しています。

しかしながら、2022年4月に施行された「個人情報保護法」改正により、
クッキーや広告識別子といった個人関連情報の第三者提供において、個人情報と紐づけて利用する場合は生活者に対して明示的な同意を取得することが義務付けられました。この法改定により、AudienceOne Discovery®をはじめとするDMPサービスの利用に際し、企業側では生活者の同意取得手法の見直しが重要となりました。

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生活者の同意取得手法の1つとしてCMP導入がありますが、CMPを導入するだけではDMP側へ同意ステータスを連携することは出来ず、別途DMPへ同意ステータスを連携する開発を行う必要があります。また、CMP導入においても導入設計や実装においてハードルがあり、CMP導入を断念してしまうケースも多くあります。

この状況を受け、DACはCMPと「AudienceOne®」を連携した外部データ活用サービスの提供を開始し、第1弾として、国内で利用者が多いCMPツール「OneTrust」と連携サービスを開始しました。

 

「外部データ活用×同意取得管理サービス」概要

本サービスの大きな特徴は2つあります。
1つずつご紹介します。


CMPの導入設計・実装から外部データ連携まで一括で提供

本サービスでは「AudienceOne Discovery®」とCMPをパッケージにして、一括で提供いたします。またCMP導入においては、導入設計・実装をサポートする専門部隊がおります。導入に必要なプライバシー対応の整理からCMPツールの実装までをトータルに支援が可能です。(データプライバシーコンサルティングサービスとして、個別でもご提供しています。)

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CMPで取得したユーザーの同意状況を「AudienceOne®」との間で自動連携

本サービスを利用いただくことで、CMPで取得したユーザーの同意状況を「AudienceOne®」との間で自動連携が可能です。そのため、CMP導入後の追加開発が不要となります。

また、企業は自社が保有していない外部データの中でも、明確に同意を得られたユーザーデータのみを活用することが可能となります。法的・技術的な障壁の無い、プライバシー保護に配慮した状態の外部データ活用が容易になるだけでなく、ユーザーデータの同意管理の負荷も削減できます。

AOne×CMP_リリース挿入図

 

まとめ

今回は、外部データ活用×同意取得管理サービスの提供背景とサービス概要についてご紹介しました。さらに詳しい情報は下記ダウンロード資料におまとめしておりますので、ぜひダウンロードの上ご覧ください。

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またDACでは、さまざまな領域において企業のデジタルマーケティング活動とデータ利活用を支援するソリューションの開発や機能強化を積極的に推進していきます。

今回ご紹介した内容についてご興味を持っていただいた方はぜひ弊社担当営業、もしくはこちらよりぜひお問い合わせください

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この記事の執筆者

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