ダイナミック広告といえばCriteo!というイメージはなんとなくあるものの、ダイナミック広告の仕組みやCriteoの強み、Criteo広告を活用してできる配信を具体的には理解していない。。という方も多いのではないでしょうか?
今回はCriteo広告の基本について解説します!
パフォーマンス広告の先駆けとなる「Criteo広告」について理解を深めて頂けますと嬉しいです。
ダイナミック広告の先駆け!Criteo広告
Criteoは2005年にフランス・パリで創業して以来、グローバルで利用されている広告配信プラットフォーム(Demand-Side Platform/DSP)です。
日本では2011年にCRITEO株式会社を設立し、2012年からYahoo! JAPANと資本・業務提携をしています。
Criteoが提供するプロダクトの主軸となるのがダイナミック(動的)リターゲティング広告です。
ダイナミックリターゲティング広告とは
ダイナミックリターゲティング広告とは、ユーザーのサイト内での行動履歴を元に、パーソナライズされた広告を自動配信する仕組みです。
あらゆるサイトやアプリに広告配信面を持った上で、広告主のサイトに訪問して商品を見たものの、購入せずに離脱してしまったユーザーに対して、見ていた商品や類似商品をレコメンド表示させることができます。広告をクリックしたユーザーは広告主のサイト上の商品詳細ページに直接誘導されます。
先駆者としてのCriteo
ダイナミックリターゲティングの先駆者であるCriteoは、パフォーマンスの高さおよび戦略的な広告配信を可能にする機能性により、日本におけるECサイト売上上位100社において85%以上で導入されています。
現在ダイナミックリターゲティング広告が実施できるプラットフォームは様々ありますが、圧倒的な導入率となります。
Criteoの強み
Criteoの強みは大きく次の3つです。
✓圧倒的なリーチ数・Yahoo!Japan面への配信
✓精度の高いCriteoエンジン
✓パフォーマンスアップに欠かせないクリエイティブ機能の活用
圧倒的なリーチ数とYahoo!面への配信
Yahoo! JAPANと資本・業務提携について先述しましたが、Criteoは第三者媒体として唯一Yahoo!Japan面に配信できます。
その他にも様々なウェブサイトやネットワークと連携しており、ニュース系サイトや新聞系メディアなど、信頼性の高い配信面への配信が可能です。
豊富な連携先から圧倒的なリーチ数を誇り、日本のインターネットユーザーの約92%が月に1度以上はCriteo広告に接触していると言われています。
精度の高いCriteoエンジン
Criteoは世界中で利用されており、購買行動に関する世界最大規模のビッグデータを保有しております。
その膨大なデータを分析・活用しているため、ユーザーとの関連性が高い商品をレコメンドする機能が優れています。レコメンド精度の高さは、ユーザーがサイトでは一度も見ていなかった商品のコンバージョン率が、実際にサイトで見ていた商品のコンバージョン率よりも高いという結果からもお分かりいただけるかと思います。
パフォーマンスアップに欠かせないクリエイティブ機能の活用
Criteoのダイナミックバナーでは、商品情報のデータフィードを元にユーザーに最適化されたクリエイティブを自動生成することができます。
それにプラスして、クリエイティブ機能を活用することで、商品をさらに魅力的に見せることができます。
①お得情報のアピール
「SALE」のバッジや割引率の表示をすることができます。
②購入特典のアピール
セールキャンペーンを訴求するバナーと商品をあわせて掲載することが可能です。
③任意のバナーでブランド訴求
AdaptiveAdsというフォーマットの利用することで、任意のブランドアセットを入稿し、あらゆる配信サイズに対応したクリエイティブを作成することができます。
従来のCriteoと最新のCriteo
単一商材業種でも!
前述したとおり、Criteoは、ECサイトでの導入率が高く、商品点数が多いECサイトの訴求における強みがあります。
一方で、商品点数が少なくても、AdaptiveAdsの利用により、金融業・保険業や生活関連サービス業・娯楽業で利用されているケースも多くあります。
配信精度が高い分、他媒体と比較しても、獲得効率が高い傾向にあります。
動画広告も!
動画広告の配信も可能です。連携しているネットワークが豊富である分、ローンチ後、認知施策を実施している様々な業種の案件で、アドオンの上、活用されています。
新規向け配信も!
Criteoに蓄積された膨大なデータから、見込み顧客を抽出し、配信することができます。優良な見込み顧客への配信によって、認知・誘導施策にも利用するこができます。
Googleプロダクトカテゴリに基づく興味関心商品カテゴリやブランド、性別、消費習慣でのターゲティングも可能なので、フルファネルで利用することが可能です。
おわりに
従来、Criteoは購入促進のメニューが中心でしたが、現在は認知・誘導・購入促進のフルファネルで利用できます。
Criteo広告の実施によって、幅広いユーザーへのリーチ、高いパフォーマンス、要件に合ったクリエイティブ配信が可能です。
Hakuhodo DY ONEでは、過去の配信事例を活かして、業種や配信目的などに応じて、Criteoの提案から導入、広告運用まで一貫してサポートします。
さらに、ダイナミック広告に精通する専門組織が提供する「データフィードコンサルティングサービス」により、パフォーマンスを最大化するための高度な実装進行が可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
今回はCriteo広告の概要をご紹介しました。
次回はCriteo導入での具体的な課題とその解決方法をご紹介いたしますのでお楽しみに!