【徹底解説】売上・顧客獲得の最大化に寄与するRTB House!強さの秘訣ディープラーニングとは?

 2024.01.12  根崎 佳菜子

ECサイトの売上拡大や金融・保険商材のリード獲得にダイナミック広告を利用している方も多いのではないでしょうか? 
他プラットフォームでダイナミック広告の効果を実感している案件で、ぜひ新たに導入いただきたいのが、今回ご紹介する「RTB House」です。 
 
RTB Houseは、獲得効率に強みを持つダイナミックリターゲティング広告を配信できるプラットフォームです。独自のアルゴリズムで配信されるため、ダイナミック広告を既に配信している場合でも、追加導入することで売上の拡大が期待できます。 

ぜひ、こちらの記事を参考に追加導入をご検討ください!

RTB Houseとは?3つの特長を理解! 

RTB Houseとは? 

RTB Houseはディープラーニングという学習技術を用いたダイナミック広告を配信できるプラットフォームです。ダイナミック広告はユーザーのサイト上での閲覧情報に基づき、パーソナライズされたクリエイティブが自動生成される仕組みとなっており、GoogleやMetaなど、あらゆるプラットフォームでも提供されています。 
その中でも、RTB Houseにはどのような特長があるのか?3つのポイントを紹介します。 

特長①:RTB Houseの最適化アルゴリズムで活用されているディープラーニング

一般的な機械学習では、人間が定義した特徴に基づいてチューニングされます。一方、RTB Houseにはディープラーニングという、機械自身がデータの特徴を見つけ、学習・チューニングしていく技術が起用されています。一般的な機械学習と比較すると、学習期間は長く、多くのデータ量を処理する必要がありますが、ディープラーニングが良好に機能することで、リアルタイム性に優れたレコメンド精度が高い配信をすることができます。 

RTB概要1

 

特長②:CPA保証課金も!RTB Houseが提供する課金モデル 

RTB Houseの課金モデルは以下の4つです。広告配信の目的に応じて選択することが可能です。

CPA保証課金 

目標CPAが保証される課金モデル。ユーザーが購入した時点で課金が発生する。

CPS保証課金

目標CPS(Cost Per Sales)が保証される課金モデル。CPA課金と同様に、ユーザーが購入した時点で課金が発生する。ROASが目標となる案件との親和性が高い。

ダイナミックCPC
(dCPC)課金

獲得見込みに応じて、クリック単価が調整される課金モデル。クリック時に課金が発生する。 

CPC課金

設定したクリック単価で入札する課金モデル。クリック時に課金が発生する。 

 目標達成が厳しいケースでは、CPA・CPS保証課金を適用して始めることができます。 
CPA・CPS保証課金が提供できるのは、RTB Houseのアルゴリズムの精度の高さがあるからこそと言えます。 
 

特長③:視認性を高める豊富なクリエイティブ

クリエイティブ機能を利用することで、ユーザーの購入を後押しすることができます。
通常のダイナミック広告のバナーでは、商品画像が表示されますが、本機能を活用することでセール情報を記載したクーポンバナーや商品ごとの割引率を追加することができます。ユーザーの目を引くクリエイティブにすることで、サイト訪問・購入の最大化が期待できます。 

RTB概要2

 

 

RTB Houseの配信面は?
他プラットフォームとの違いとは? 

 RTB Houseは国内外のほぼすべての主要Web・Appとパートナー連携しており、配信面として提供されています。他のプラットフォームが提供する配信面と重複する可能性はありますが、前述した通り、アルゴリズムの違いにより、他の配信面と並走させることで、より広いユーザーにリーチすることができ、結果的に新たな購入につなげることができます。 
また、RTB HouseはSafariへの配信はほぼありません。そのため、ダイナミック広告で懸念されるITPの影響が最小限に抑えられています。

 

RTB Houseの広告配信までのフローを解説 

単一商材業種でも!

RTB Houseの導入は下記の手順で進めます。 

1)掲載可否確認 
 RTB Houseの導入には掲載条件がございますので、事前に掲載可否の確認が必要です。 
 掲載の必須条件は以下の通りです。 

・月間30万UU以上が目安 。
・サイト上のすべての商品・商材がプロモーション対象。 
・CPA/ROAS目標を他プラットフォームとそろえることができる。 

2)申込み
 RTB House社へ申込み、アカウントを開設します。 

3)データフィード・タグ実装 
 データフィードとタグの実装を進行します。
 データフィードとは、商品を表示するクリエイティブを生成するためのCSVファイルとなっており、RTB Houseから提供されているフォーマットの通りに商品情報を入力する必要があります。タグは、サイトに訪問したユーザーがどの商品を閲覧/購入したのかというデータを取得するために、プラットフォームが発行するタグコードをサイトのHTMLに埋め込む必要があります。 

4)バナー作成・キャンペーン設定 
 RTB House社と連携しながら、キャンペーン設定を進めます。 

5)配信開始 
 すべての準備が整うことで、広告配信を開始することができます。

 

RTB Houseの導入支援サービスを提供

RTB Houseを活用するには、データフィードとタグの実装が不可欠です。
DACでは、専門組織によるワンストップサービスを提供し、パフォーマンスを最大化するためのタグやフィードの設計・実装を支援します。

RTB House封入図

RTB Houseの導入をご希望の企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。     

 

おわりに

RTB Houseはダイナミックリターゲティング広告の中でも、高いパフォーマンスを発揮するプラットフォームです。他プラットフォームでダイナミック広告を配信している場合、追加導入することで、売上拡大につながります。 

未導入の企業様は、ぜひご検討ください! 

 

関連リンク

・データフィード実装サービス
Hakuhodo DY ONE のデータフィードツール seil を利用した実装サービスを提供しております。
seil Powered by Sherpa

・タグ実装サービス
専門性の高いチームによるタグ実装サービスを提供しております。
TagMasters®

・コンサルサービス

パフォーマンス最大化に向けたデータフィード・タグの設計をはじめとし、導入がスムーズに進行するようにディレクションいたします。
Hakuhodo DY ONE が提供するデータフィードコンサルティングサービス

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この記事の執筆者

根崎 佳菜子

2016年にDACへ中途で入社。SNSプラットフォームのプランナーとして、ファッション/不動産/人材/BtoBなど幅広い業種のダイレクト案件を担当。2019年にプラットフォーム横断でダイナミック広告やショッピング広告を支援する組織の立上げおよびデータフィードマネジメントツール「seil」のローンチに寄与。現在に至るまで、自社ECの売上最大化に向けた各種プラットフォームの活用支援および新規サービスの開発に従事。

2016年にDACへ中途で入社。SNSプラットフォームの...

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